しおからなみだ
「ふぅわーねむーいzzzzはっ!」
奈菜は跳ね起きた。
「やばー遅刻ーッ」
階段を滑り降りる。わずか三十秒。
「おはよッ。行ってきまーす!」
「ご飯食べないの?」
「食べる時間ないよ~班長なんだからっ、じゃっ」
奈菜を心配そうにおくった母だった。
-
「出席とるぞー」
その声でハッとわれにかえった。
(寝ちゃったーでもばれてないっと・・・・もしもばれてたら・・・
「柊奈菜!」
「ん?あっはいっ」
「ボーっとするな。中学生だぞ。しゃんとしろ!」
「・・・・はい」
その日は一日ボーっとしてた。
なぜかボーっとするのだ。
(なんでかなー理由が見つかんないよ。)
奈菜は中学生のくせにバカなのだった。
(まぁいいやッ。気にしない!)
そう思いながら、母の顔を浮かべた。
-
「ただいまー」
ドアをゆっくり開けた。
「奈菜。今日も宿題忘れてたの?」
「うん。気にしないっ。そんなこと。ね。」
そう言いながら本当は昨日のことを思い出していた。
~
「奈菜、最近眞子ちゃんどう?」
「うん。今日も来なかった。お母さんは会ったの?」
「ええ。旗当番の時に会ったのよ。」
「それで、どうかした?」
その時の母の顔を思い出していたのだ。
キキ
2011/02/12 10:00:13
いまいそがしいので
ごめ!!
ていうか紙芝居で秋の音楽隊ダメだったら
しおからなみだかくから!!
カノン
2011/01/27 17:58:50
続き書かないの~?
キキ
2010/10/31 14:09:57
ОK!わかりやした。ん?
愛@哀
2010/10/30 19:46:32
面白いよ!
とくに題名が☆
続き楽しみにしてるよ!