何かの紙の裏の、メモのたば

カナリ

短かったり、長かったり。
きまぐれに書いていく予定のブログ(メモのたば)です。

日記に書くことが無くなったら、自分の考えた
お話(ライトノベル風)を書いていこうと考え中。。。というか、書きはじめました~。

発掘?文..2まいめ。

自作小説

今日は文化の日~。
ということで、発掘品の自作小説~♪ (特に意味ナシ)

十数年前に書いたっぽい、発掘した文章^^;
昔、こんなの書いたんだなぁ。。。と懐かしみつつ書いてみる。

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「あれ…、あそこにいるの…カラ? 何やってるんだろ?」

 ふと、ルティムの目に入ったのは幼なじみのカラだった。
 コソコソあたりを警戒しつつ、キョロキョロしている。

「ねぇ、何やってるの、カラ?」

「うわわっ、ル、ルティムかぁ…。
 しぃ~~~っ! 親父に見つかるだろ(汗)
 さっき、まいたトコなんだから。
 …親父のやつ、みょうにカンが良くってさ。

 ん、ところで…見るからに旅支度…もしかして今日、旅立ちなのか?
 確か、16歳で旅に出るって言ってなかったっけ?」

「うん…。
 母さんが勘違いしちゃって、14歳で旅に出ることになったんだ。
 でも王さまは、それでも良いって許可してくださったんだよ。
 少々不安だけどって言ってたけど…。
 ところで、カラまた何かやったの?」

「何もしてね~よ! そんじゃ、な。
 あ、ここでオレに会ったこと、親父にはナイショな」

 言うが早いか、カラは走って行ってしまった。
 ルティムがあっけにとられていると、

「ルティムさん、カラを知りませんか?」

「あ…ソラさん。カラはまた何かしでかしたんですか?」

「いえ…何もしていません。
 しかし、何もしないから困っているのです。
 ちゃんと学ぶものを学べばできる筈なのに……。
 せめで癒しの魔法(ホイミ)ぐらいは使えるようになってもらいたいのですが……
 教えようとすると、逃げられてしまうのです」

 40代なかばの牧師さんは額に手をあてため息をつく。
 それが気の毒でルティムはカラが走って行った方向を快く教えるのであった。


#日記広場:自作小説

  • カナリ

    カナリ

    2010/11/05 04:00:03

    あさかぜ飛馬 さん

    コメントありがとう~^-^
    やっぱり、某RPGの回復魔法・基本はコレ♪
    序盤は随分とお世話になりました~。
    ファンタジーな世界、良いよねぇ^^

  • あさかぜ飛馬

    あさかぜ飛馬

    2010/11/03 22:43:31

    ホイミw
    なんだか 懐かしさと共に、世界観がよみがえりますねえ^^