11月3日に素適な人と出会いました。俳優の神保悟志さんです。実は毎年家のお墓があるお寺で11月3日に檀家各家先祖供養の開山忌という儀式を行います。その後の講演会に今年は相棒のドラマの大河内春樹役の神保悟志さんが招かれました。1ヶ月前の招待状に神保さんの名前が載っていてこれはぜひとも行かなくちゃと思いました。でも忙しい人なのでキャンセルの場合は三味線演奏になるとも書いてあって当日までハラハラドキドキでした。神保悟志さんは県内の出身で住職がまだ高校の教師をしていたころの教え子だった関係で招待が実現したそうです。儀式が終わって彼のスケジュールが空いて講演会がなんとか出来ると言われてほっとしました。本堂での講演会めがねの奥にはやさしい爽やかな笑顔でよくとおる素適なお声についうっとりとしてしまいました。内容は今までの生い立ちから俳優になるまでの過程のことでした。中3の時は不登校気味でなんとか高校に入って高１の担任が住職さんだったそうです。高校のときに俳優になりたいと思い地元を離れてまずは歯科技工士の学校に2年いて免許を取得して俳優になりたいために親にもっと技術を学びたいと嘘を言って劇団に入ったそうです。そこで6,7年苦労してＣＭのオーディションに合格して色々なＣＭに出てから東芝日曜劇場のスペシャル番組の実在した小泉信吉役に大抜擢されてから色々なドラマで活躍され現在にいたったそうです。今から数時間前のドラマの黄金の豚に悪役で登場するのでぜひ見てください！と宣伝もしっかりされて映画の相棒もよろしくとのことでした。先ほど黄金の豚を見て「悪役はとても面白いから好きです」と言った彼の笑顔が忘れられません。とても素適なひとときを過ごせて幸せでした。

続く