続きです・・・。

ジュピア「許さない・・・恋敵・・・・・」

嫉妬の炎に燃え上がるジュピア。その足で海の魔女・エルザの下に。

ジュピア「失礼します」

エルザ「ふむ・・・よく来たなお前が何しに着たかは解っている」

ジュピア「何故？解るのですか？」

エルザ「台本を読んだからだ」

ジュピア「そう・・・それより私を」

エルザ「愛しいグレイ王子の下に行きたいから人間にしてくれ！だろ？」

ジュピア「その通りです」

エルザ「人間になるのは大変だぞ・・・厳しい試練が待っている」

ジュピア「覚悟は出来ています」

エルザ「本当にいいのか？もし結ばれなかったらお前は泡になって死ぬのだぞ」

ジュピア「構いません・・・それに結ばれないことはないですから」

エルザ「何処からその自信が来るんだ？」

ジュピア「それより・・・早く人間に」

エルザ「仲間をみすみす危険な場所に送るのは気が引けるが・・・台本道理に遣らなくてはな・・・・」

ジュピア「ジュピア・・・いよいよ人間に・・・グレイ様待ってて・・・・」

エルザ「では・・・行くぞ？うりゃぁ！！」

ジュピアの足が魚から普通の足になる。

ジュピア「これはまさしく人間の足＾＾ジュピア嬉しい＾＾では行ってきます」

エルザ「気をつけろよ」

ジュピア「はい・・・」

ジュピアは人間界に出発した。

エルザはそれを見送る。

エルザ「何か・・・・大事な事を忘れているような気がする・・・・何か貰い忘れたような・・・まぁ・・・いいか」

エルザは台本道理に事を進めなかった。

そしていよいよ人間界。

グレイは一人海を見ていた。あの日から海で会った怪物(ジュピア)のことが頭から離れない。

グレイ「あれは・・・なんだったんだ？」

ジュピア「グレイ様・・・・」

グレイ「あ？誰だお前・・・・」

ジュピア「ジュピアです」

グレイ「ジュピア？」

ジュピア「人魚の・・・・」

グレイ「人魚？ご冗談を・・・・」

ジュピア「冗談ではありません」

グレイ「・・・・？もう夜更けです。ご婦人が一人で出かける時間じゃねぇ・・・早く帰りな」

ジュピア「ジュピア・・・・ずっと・・・・グレイ・・・」

ルーシィ「グレイ・・・」

グレイ「ルーシィ＾＾」

ルーシィ「こんにちは＾＾私グレイの婚約者のルーシィ＾＾」

グレイ「＾＾」

ジュピア「こ・・・・ここここここ・・・婚約者！？」

グレイ「あぁ・・・彼女に海で死に掛けていた所を助けてもらったんだ」

ジュピア「・・・・・そ・・・・そそそそんなぁ～～～(涙)」

グレイ「じゃ・・・・＾＾」

ジュピア「ジュピア・・・悲しい・・・・・」

ミラ「ジュピア」

ジュピア「姉さん・・・・」

レビィ「ジュピアコレを」

ジュピア「コレは？」

ミラ「これで王子の心の臓を！！」

ジュピア「こ・・・・これで？」

レビィ「そうよ！！そうすればあなたは人魚に戻れる」

ジュピア「・・・・そんなこと出来ない・・・・ジュピア・・・グレイ様を愛しているの・・・・・・」

ミラ「このままではあなたは泡になるのよ」

ジュピア「ジュピア・・・グレイ様のためなら泡になります！！！！」

レビィ「ジュピア！！」

ジュピア「でも・・・・・ただでは死にません・・・・おのれぇ～恋敵！！ジュピアはルーシィをゆるさなぁ～～～い！！！！！！！」

ルーシィ「え？ちょ・・・・ちょっと・・・・冗談でしょ？」

ジュピア「例え役柄でも・・・ジュピアルーシィさんにだけは負けたくありません・・・・だ～か～らぁ～」

ルーシィ「ちょっとぉ～台本どおりにやってよ(汗)」

ナツ「楽しそうだな＾＾」

ルーシィ「ナツは今回出番ないでしょ！！」

ナツ「俺・・・主人公なのに・・・ずりぃ～～～」

ルーシィ「あ・・・暴れないでよ！！！ジュピアもっぉ～」

ジュピア・ナツが暴れだす。

ルーシィ「あんた泡になるんでしょ？」

ジュピア「ルーシィさんより先には死にませ～～～ん」

皆で大暴れ・・・・・・そして・・・・・ジュピアは暗闇に落ちていく

ジュピア「グレイ様～～～～！！！！！」

グレイ「なんだ？」

いつものギルド・・・いつものカウンター・・・隣にはグレイが・・・・・。

ジュピア「あれ？夢？？？」

ミラ「随分長い間転寝してたはね＾＾」

ジュピア「あれは・・・・夢なの？」

グレイ「なんだよ・・・寝言かよ；；どんな夢見てたんだ？」

ジュピア「えぇ・・・・と人魚が・・・・で・・・・ルーシィさんが・・・・・」

グレイ「は？なんだそれ？俺が王子？」

ジュピア「あ・・・・その・・・・」

グレイ「なんちゅう夢見てんだよ＾＾面白いな＾＾それ・・・・」

ジュピア「・・・・・グレイ様・・・・・・」

ハッピー「でぅきてるぅ～」

グレイ「な？いつの間に」

ルーシィ「グレイ＾＾仕事行こう＾＾」

ナツ「そんな奴ほっとけよ」

エルザ「早くしにと置いていくぞ！！」

グレイ「わかってんよ！！」

グレイは向かう

ジュピア「あ！？グレイ様・・・・」

グレイ「あ？」

ジュピア「あ・・・・・・その・・・・・」

グレイ「ん？お前も行くか？」

ジュピア「え？」

グレイ「だったらさっさと来いよ！ジュピア」

ジュピア「あ・・・・・はい＾＾」

EDN

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