今年もプロ野球のシーズンが終りました。

日本シリーズ。

近年にない、白熱した試合の連続でした。

まさか“マリーンズ”が優勝するとは思いませんでした。

というのは、私はずっと“福岡ホークス”のファンだったからです。

なぜかと言うと、福岡県に１０年間（福岡市６年、

北九州市４年）住んでいて、当然の事ながら、“地元”の

球団を愛しておりましたから・・・（地産地消主義？）

ゆえに今年、久々にパ・リーグ優勝！そして、日本一へと

思っておりましたが、なんとレギュラーシーズン３位の

マリーンズにＣＳで敗れてしまったのです・・・

でも、“ホークス”が負けた理由が、自分の中では納得しております。

 

“和”です。

 

“和”というよりも“目標に向かって一致団結”という事でしょうか？

あまりホークスの事を悪く言いたくはないのですが、私が好きだった頃の

ホークスは、３番井口、４番小久保、５番松中、６番城島。

この最強和製クリーンナップ！！

今これだけの“日本人”で組めるチームがあるのでしょうか？

特に、私は“井口”選手の、右方向へのバッテイングが大好きで、

このまま、このメンバーで“ホークス”の黄金期が来ると思っておりました。

が、井口、城島選手がメジャーへ。そして小久保選手が、なんかよくわからない

話で、私の嫌いな“巨人”に行ってしまいました。

 

“和”という物は、簡単に出来る物なのでしょうか？

 

みんなが“同じ気持ち”になっていないと構築出来ないものと思っております。

でも、“プロ”として、一番レベルの高い“メジャー”でプレーしたいというのは

当たり前だと思うし、やはり高いレベルでプレーしないと、自分のレベルという

ものがあがらないという事は、自分も仕事をしていて感じます。

 

が、個人競技ではない“野球”は、皆が“４番バッター”では、１点ずつしか

取れないし。ピッチャーがダメなら、いくら点を取っても負けてしまいます。

ちゃんとその“分業”が出来た、マリーンズは、中日との実力差（自分はかなり

あると思っておりましたし、たぶんみんなそう思っていたのではないでしょうか？）があったのに、勝ちました！！

 

“ＦＯＲ　ＴＨＥ　ＴＥＡＭ”

この意識がない限り、“和”とは言えないのではないでしょうか・・・

 

しかしながら、自分の好きな選手がいるチームを応援したくなるのは、

また不思議な気分です。

気がつけば、今年は“マリーンズファンです”と名乗って、ニコでも

活動しました。

でも、先日の“第７戦”は、一生懸命応援しました。

“和”が一番という事を証明して欲しくて、”最強の右打者”を
井口選手に証明して欲しくて・・・

 

日本シリーズが終わり、優勝チームのマリーンズも、“ＦＡ”、“ポステイング”

チームを離れていく人がまた出てくる様です。

 

個人とチーム。

 

難しいです・・・

 

“ミスタージャイアンツ”、“ミスター赤ヘル”

 

こんな言葉はもうないのでしょうか・・・

ちょっと寂しい、日本シリーズが終った後です・・・