浅田次郎
「両脇を海に括られた函館の街は、
まるで群青色の古代の壁に立てかけられた
螺鈿の竪琴である」
ううーっ、憎いわっ。
はーはーはー、って興奮しそうに、
この形容には参りました。
函館の夜景を描写しています。
函館好きの私、
(だいしょうじさんだとさらに実感が濃いですよね)
とにもかくにも小説を書く者としましては、
嫉妬さえも覚えます。
中年ぐらいまでの作家の中では、
文章は浅田次郎氏が最高だと思うのですよ。
好みもあるでしょうけど、
「つばさよつばさ」、紀行エッセイ。
おススメデス。
「両脇を海に括られた函館の街は、
まるで群青色の古代の壁に立てかけられた
螺鈿の竪琴である」
ううーっ、憎いわっ。
はーはーはー、って興奮しそうに、
この形容には参りました。
函館の夜景を描写しています。
函館好きの私、
(だいしょうじさんだとさらに実感が濃いですよね)
とにもかくにも小説を書く者としましては、
嫉妬さえも覚えます。
中年ぐらいまでの作家の中では、
文章は浅田次郎氏が最高だと思うのですよ。
好みもあるでしょうけど、
「つばさよつばさ」、紀行エッセイ。
おススメデス。
茜
2010/11/12 16:10:04
はるるん
うんうん、読んでみてね。
はるるんも読書慣れしてるだろうから、
浅田さんの描写はびきっと来るかもね。
好き嫌いはもちろんあるだろうけど、
小説も面白いよ。
❀はる❀
2010/11/12 14:45:59
本屋で立ち読みしてくるw
茜
2010/11/11 00:16:37
賛成していただいて嬉しいです。
私は浅田さんのコメディっぽいのも好き。
文章は端整でよみやすく、
語彙は豊富でストーリィテラーで、
この人が長年デビューできなかったのが信じられませんよね。
「壬生義士伝」はいっぷう変わった書き方で、
でも、大好きでした。
だいしょうじ
2010/11/10 19:36:56
う~~~ん、現実を超えて幻想の世界を描写しているのかも。
週刊誌に「壬生義士伝」が連載されたとき、あまり興味も暇もなく、最初のころは無視していました。それなのに、最後のころは夢中になって毎週読んで・・・そして最終回のころは、読みながら泣きじゃくっていました。
筆力がすごい人です。