☆「少女地獄」夢野久作
幻想小説ってはまる人多くないですか?
この夢野久作は結構古い作家なんですけど、いまだにそのファンは衰えないようで、私は幻想小説の大御所と思ってます。
また、多くの作品がそのままアングラの劇場で演劇化されてもおかしくない作風で、今でもいくつかは上演されています。
彼の代表作はなんといっても狂人が書いた探偵小説「ドグラマグラ」でしょうが、私としては「少女地獄」を挙げたいと思います。ちょっと幻想小説って感じからは遠いのですが、ぞっとするような人間心理を描いた作品で、映画「セブン」の空気をそのまま本に閉じ込めた感じがします。
はまってしまう人と、もう読みたくないという人に分かれてしまう作品を書き上げた夢野久作の入門には最適な短編ではないでしょうか?
ウミタ
2010/11/12 11:01:38
。。。。なんかこわそう。
読んでみようかな・・・・・・
うーん
まゆねこ
2010/11/12 03:35:19
あら偶然。
同じカテゴリで「ドグラマグラ」のこと書きました。
私ははまったクチです。
通りすがり失礼しました。