雲谷斎

わたしが両手をひろげても

小説/詩

お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。

わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。

すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
(金子みすず/わたしと小鳥とすずと)


ここ横浜でAPECが開催されています。

ただでもインターナショナルなこの街に
さまざまな国から、
いろんなお客さまがいらしています。

それぞれに立場や利害の相克があるわけで
だからこそ、話し合いが重要なのですよね。


・・・そんなことを考えていたら
金子みすずさんの詩を思い出しました。



みんなちがって、みんないい。

  • 雲谷斎

    雲谷斎

    2010/11/14 18:46:09

    >もりりん☆さん
    お役に立てて何よりです。
    この詩は大正~昭和にかけての時代に創られた作品だそうです。

    で、話は変わって
    某教育放送。。。侮れませんよぉ
    なにせ“まいんちゃん”ですからw


    >鈴虫さん
    そうなのですよね。
    会って話せば、“みんないい”ですよね...

  • もりりん☆

    もりりん☆

    2010/11/14 09:39:06

    この詩どこかで聞いたようなっと思いましたら、某国営放送の教育番組で歌っておりました(*^^*)

    子供達が仮装して、なんと、野村萬斎さんと小錦さんが出てました。
    ステキな詩だと思ってましたが・・・。
    書き取るには余裕が無くて、ここで全文を知れて良かったです。
    子供番組だからこその豪華さでした。
    大人も楽しめて、昨今の教育番組は、アナドレないですね

    コピーペーストしてメモ帳に貼り付けさせて頂きましたo(*^▽^*)o~♪

  • 鈴虫

    鈴虫

    2010/11/14 00:34:07

    「 みんなちがって、みんないい 」

    ステキな言葉ですね。

    国同士、様々な利害関係があり、
    いさかいが起こることも多いけど、
    私の少ない経験では、
    案外、市民レベルでは友好的なことも多いと思う~。
    それだけでも、ちょっと幸せ★