私は反対派です。

TPP加入国の間では全ての商品の関税を廃止するという取り決めですね。

得は確かに多いんです。

①外国産の商品を今より安く買える。
たとえば、TPP参加国から輸入された１個１００円のリンゴにかかる関税が５０％だった場合。
現在→１００円＋５０％（関税）＝１５０円で販売
TPP→１００円＋０％（関税）＝１００円で販売
となります。

②海外に輸出する商品も関税が廃止されるので今より安い値段（日本での値段と同じ）で売れるようになるので、海外で買ってくれる人が増える可能性がある。
*計算は①と同じような感じになるのではぶきます。

こうやってみると、今よりも安く海外の物が買え、また輸出した商品もその国で売れ行きが伸びる（みこみがある）ので良いこと尽くめのような気がしますよね。

しかし、ほんとうにそうでしょか？


海外から安い食料品が入ってくれば国産の商品の売れ行きが悪くなるのではないでしょうか。

安全性、品質、ともに高い日本産の野菜ですが、その手間隙の分だけお値段が高くなるので主婦は１円でも安く…というのがあるので安い海外さんがあったらそちらに行く可能性もある。

どんなに良い（体にも）お野菜やお米を拘って作っていても、高くて売れなければ農家は農業辞めるしかなくなると思います。

農業なんて、他の国に任せれば良い。

わたしはそういう風には思えない人です。

もしも、異常気象や害虫の大量発生などで野菜や米、小麦の輸入先が被害にあったらどうなると思いますか？

自国の国民を優先にするはずですから、輸出量は減りますよね。

今年の頭にも、小麦の輸入量が減り小麦粉高騰になりましたよね。

小麦粉だけでなく、ほぼ全ての食品がそうなる可能性がある・・・かもしれないんですよ。


食料自給率は増やすべきだと思うのですが、政府はどう考えているんでしょうね…