ボーヤのブログは、一日にして成らず ^o^;

スカイボーヤ

【あらすじ】 金のボーヤ(金髪)と、銀のボーヤ(銀髪)は、マンネリを打破するため常に新しい登場の仕方を考える。
ジミーボーヤ(茶髪)は、地味ながらも魔法の学校へ通う。 いとこのボビーボーヤ(黒髪)は、ボーヤカフェを手伝う。
そんな孫たちを、隠居のジーヤは温かく見守る。 スカイボーヤ(本人)も、たまには登場するが、存在は薄い ^^;
※微妙に、続きになっています。意味がわからない時は、少し前から読んでみてね。 面倒くさくてごめんなさい。

魔法学校の 学園祭

日記

       ↑ ファッションショーに参加した記念に、ヒツジ学園の前で写真を撮ってもらいました!


こんばんは。ジミーボーヤです。
ヒツジ学園のファッションショーに、初めて参加してみましたが、皆さんとてもおしゃれでした。
第二弾は、金ボーヤがエントリーしましたので、機会があったら見てくださいね。


「ねぇ、ジミーボーヤ。 魔法学校の文化祭って、どんななの?」
「あ、オイラも気になる! どんななの?」

オス猫なのにアニーって、おかしくないかな? デニーにすれば良かったかな…?

「おかしくねぇよッ! って、オイラ達の話、聞いてんの?」
「え?何の話? って、学校の話ッ!」

学校の話? あ、一年生はね、ラッキョウの皮むきと、コッペパンしか焼かせてもらえないの。

「まぁ、何事も下積みが大事だから…」
「うん、いきなり、食パンを焼かせるわけにいかないし…」

それにね、味噌の豆をひたすら煮たり、ジャムはリンゴジャムしか作らせてもらえないの。

「そりゃそうだよ!一年坊主に、大事な 味噌麹(こうじ)の培養は、任せられないよ!」
「そうだよ!人気のイチゴジャムの製造を任せて、焦がされても困るんだから!」

そうかな、一年生だってちゃんと、イチゴのジャム作れると思うけど…

「ほら、つべこべ言ってないで、砂糖を入れろ~!、糖度を計れ~!」
「って、それ、スカイボーヤの行ってた、学校の話じゃん!」

え?スカイボーヤの学校の話じゃないの?

「違うよッ! 魔法で少し頭の回転を良くしてもらった方が、いいんじゃないのッ!」
「魔法学校の文化祭は、どんな感じなの?って、聞いてんのッ!」

あ、魔法学校はね、文化祭じゃなくて、学園祭って言うの! イタタ、つねることないじゃん!
ええとね、学園祭当日は、生徒が手作りしたカカシが、校門のところにずらりと並ぶの!

「え!手作りのカカシが、お出迎えしてくれるの! おもしろそうじゃん!」
「え?でも、怪物の格好をしたカカシなの? フランケンとか、トロールとか?」

うん、そうなの! 怖すぎて、鳥はおろか、人間も近寄れないよ! ははは

「笑いごとじゃないよ! そんな、怖いもん引っ込めておけッ!」
「もう、ダメじゃん! もっと、楽しいイベントはないの?」

あとはね、ウィッチ ファッションショーも、開催されるよ!

「え! ジミーも、そっちに出場すればよかったのに!」
「って、金ボーヤ。ウィッチって、魔女って意味だよ。魔女子さんしか出場できないんだよね?」

うん、ハーミニーも出るよ!

「え? ハーミニーって、頭はいいけど、おしゃれには気を使わない子なんじゃないの?」
「そんな子が、よくエントリーしたね…」

オイラと、チェルシーで、一週間かけて、説得したの!

「なんか、かわいそう…」
「そっとしといてあげればいいのに…」

あとね、オイラ達のクラスは、妖精屋敷もやるよ!

「なにそれ? たこ焼き屋か何か?」
「あ、おばけ屋敷じゃなくて、妖精屋敷ってこと?」

そうなの!妖精の家を作って、学園祭の間だけ本物の妖精に、住んでもらうの!

「それって、おもしろいの? え?妖精の暮らしぶりがわかって、勉強になる?」
「迷惑なんじゃないの?プライバシーの侵害で、訴えられるかもよ?」

そうかなぁ。

「そうだよッ! ゆっくり、お茶も飲んでられないよ!」
「魔法使いには、デリカシーってもんがないのかね!」

じゃあ、駄菓子屋にしておけば、良かったかな…。

「やめとけ、やめとけ。 どうせ、カエルチョコとか、ぺろぺろキャンディーとかだろ?」
「食べようとすると、跳んで逃げちゃう、カエルチョコ!」

うん。 復刻版 百味ビーンズもあるよ!

「そんなお菓子を買う、勇気のある人がいると思う?」
「コショウ味とか、耳くそ味、鼻くそ味とかも、あるんだよね?」

たまにはね。でも、ほとんどが、おいしい味だよ!

「他にないの?コーラス部が、ハレルヤを歌ったり、」
「茶道部が、中庭でお茶会をひらいたり、」

あ、演劇部が 『ロミオとジュリエット』 を上演するよ!

「なんか、普通~。 え?ジュリエットが魔女で、」
「ロミオがヴァンパイアなの? なにその設定?」

両家が対立してて、結婚を許してもらえないの! だから、ジュリエットが言うの 『おお、ロミオ
どうしてあなたは、ヴァンパイアなの?』 って!

「それじゃ、ロミオも魔法学校に入学して、勉強して、魔法使いになったらいいじゃん!」
「まぁ、そうしたところで、ヴァンパイアに変わりはないのだけれど…」

それでも、愛し合う二人。でも、悲しい結末…。最後、ロミオがジュリエットのお墓の前で言うの
ええと…

「森が動かなければ大丈夫!」
「え? 生きるべきか、死ぬべきか じゃない?」


(どちらも、違いますよ~ ^^;)

※コメント欄の一番下に、おまけのエピソードがあります。

  • スカイボーヤ

    スカイボーヤ

    2010/11/15 21:29:11

    調理師学校ではなく、農業系の高校に行ってました。食品科だったので、実習の時間は、
    パンを焼いたり、ジャムを作ったり、味噌を仕込んだり…、けっこう楽しかったです ^^

    あ、一年生でも、食パンを焼けましたし、イチゴジャムも作れました。フランスパンも、
    焼けたかな。 普通教科の勉強をするより、実習をしている方が、幸せでした。

    でも、食品とは全然関係ない仕事に、就いてしましました…。 先生、ごめんなさい。

  • くまきち

    くまきち

    2010/11/15 20:38:09

    スカイボーヤさんは味噌やパンを作る学校に行っていたんですか?@@
    調理師学校だったんですか??

  • スカイボーヤ

    スカイボーヤ

    2010/11/15 18:14:03

    おまけ

    そして、ロミオもジュリエットの後を追って、毒を飲んで死んじゃうわけでしょ…

    「え? ジミーは、まだその話をしてるの? もうそろそろ、ご飯になるけど!」
    「ジーヤ~! そろそろ、夕ご飯になりますよ~。今日は、おでん ですよ~」

    でも、ジュリエットは死んでなくて、目を覚ますの! ああ、なんて不運なの…

    「ねぇ!ロミオって、ヴァンパイアなんだろ? ヴァンパイアなら、そう簡単に死なないぜ」
    「そうだよね! そのあと、ロミオも目を覚まして、二人は仲良く暮らしましたとさ!」

    あぁ、よかった~! これで、心置きなく、夕ご飯が食べられるね! いただきまふ~。
    え? なあに、ジーヤ? うん、だいこん、おいしいよね。

    「オイラ、にんじん、だ~い好き!」
    「オイラ、はんぺん、だ~い好き!」

    オイラ、もちきんちゃく、だ~い好き!

    (ハッピーエンド! だ~い好き!)