「どぉ～も～、マネ金ボーヤでーす！」
「え？真似金ボーヤ？　ねぇ、誰の真似するの？　キムタク？」

「え？誰のマネもしないけど？　ただのマネキンですけど？」
「あ、なんだ、そっちの方ね…」

「ただ、ファッションショーにエントリーしてましたって、報告をしたかっただけ！」
「そうだね、数日前に終わっちゃったけど…。なかなか、ブログ書く暇ないものね」

「そう。ブログを書く間も惜しんで、ヒツジ校長先生の写真釣りしてるからね」
「それにしても、釣れないね。 ボーヤ総動員しても、ダメだものね」

「うん、頼みの綱の、ジーヤにも釣れないし…。　冬支度のニシキゴイは、釣ってくれたけど」
「うん、ジーヤ、大喜びで帰ってきたよね。　でも、ニシキゴイじゃないんだよね…」

「オイラたち、ヒツジのマグカップが、欲しいんですけど！」
「そう！今度、公開するボーヤたちの部屋に、ぜひ欲しいアイテムなんだよね！」

「あ、うわさのジミーが帰ってきた！　おかえりー、どう？手ごたえは？」
「え？うわさしてたっけ？　おかえりー、ジミーボーヤ。 どう？釣れた？」

「え！釣れたの！　うぉ～、でかしたジミー！」
「どれどれ？思ったより小さいけど…。でも、よくやったね！」

「えらいボーヤには、このシュークリームをあげよう！」
「うわ、すごい喜びよう…！」

「コンビニのシュークリームで、あそこまで喜ぶか？」
「あ！今、食べたら、夕ご飯が食べられなくなるよ！」

「あ、こら！猫にシュークリームあげちゃダメだって！　皮もダメ！」
「外から帰ったら、まずは、手洗い、うがいしなさーい！　もう！」

「あ、皆さん！今度、公開する部屋は、ボーヤーズ カフェですからね！」
「あれ？そんな、名前だったっけ？ 陽だまり カフェじゃなかったっけ？」

「違うよ！ ボージョレーズ カフェ！」
「え？ ボンヴォーヤージュ カフェ？」

「うーん…？　じゃあ、後で、じゃんけんで決める？」
「ねぇ、それより、金ボーヤ？ その格好で、カフェに出るわけじゃないよね？」

「え？ この、怪盗紳士みたいな格好じゃダメ？」
「ダメじゃないけど…。意外に似合ってるし…。あ、よく見たらズボンは、普段のズボンなんだ」 

「そうだよ！白ガチャで、怪盗ズボンと、ブーツが出たのに、わざわざこれを履いてるの！」
「うん、ボーヤ度がアップしてるね。　ボーヤ道、一直線！」

「あ、ありがとう！　じゃあさ、銀ボーも、ヴァンパイアの格好でカフェに出れば？」
「え？ じゃあ、ジミーボーヤは、魔法使いの格好にする？ 　なんか、変なカフェ！ 」