チャルルン

鹿

小説/詩

鹿の目

大きくて 澄んでて 真っ直ぐで

なんだか

なにもかも 見通されてしまっているような
なにもかも 包み込んでくれそうな
なにもかも 微笑みでやり過ごしてしまいそうな

静かな目をしている


神仏に近い動物