冬の夜空に輝く お星さま
寒い冬が もうそこまできています
憶えていますか?
迷い 悩み まるで震える子猫のように
背中を丸め 誰も待ってくれてる訳も無い
暗く寂しい部屋に帰宅の足をただ進め歩き
ため息を ひとつ ついて
見上げた 空には 夜空には
星屑の世界が ・・・
帰宅途中の公園で 小さい まっ黒い 子猫が
ベンチの隅の下で か細く みゅ~ と鳴いた ・・・
そっと 駆け寄り 思わず ゆっくり 両手に持ち抱き寄せ
子猫の瞳を見た 「 ん?どうした 迷子か?捨て猫ちゃんか?」
小さくて まっ黒で キラリ☆と光る瞳
「寒かったろう 寂しかったろう もう大丈夫だよ」
コートの内側へ ぎゅっと 抱きしめるように 家路を急いだ
見上げた 空には 夜空には
星屑の世界が ・・・
部屋に 着くと 不安なのか 僕から離れずに
小さい手で ぎゅっと しがみつき みゅ~ と鳴いた
あれから あんなに 暗く寂しい僕の部屋が
変わったんだよ ^^
無邪気に じゃれて はしゃぐ姿
おどけた表情 いつも 返事は みゅ~
寒い部屋なのに 魔法のように
寄り添って いると 暖かかった ・・・
僕が みゅ~ と鳴くから みゅ~ と名づけ
みゅ~ ? と呼べば 何処に隠れていても
ゆっくり な~ぁに? どうしたのぉ?
呼んだぁ? と ばかりに みゅ~ と鳴きながら
近寄ってきて 小さい 身体を全身使い 僕に身体を押し付けて
さっきまで そんなに興味ないような 素振りで いたくせに
まるで 寂しかったよぅ ~ 優しく 撫でてよぅ~ とばかりに
何度も 身体を擦り付けては みゅ~ みゅ~ 鳴いて甘えてくれた
みゅ~ 何処に いるの?
みゅ~ そこは 暖かいかい?
そこは 寂しくは ないかい?
僕は いつまでも 忘れは しないよ
夜空を見上げれば 星屑の中に 一番 輝く お星さまが ・・・
優しく あの時の キラリ☆と光る瞳 みゅ~
そこから 僕が 見えているのかい?
僕は 何処からでも 見えているよ
僕は 寂しくないから 大丈夫
寂しがり屋の みゅ~ のことが 心配なんだよ
寒い冬が もうそこまできています
憶えていますか?
いつも 返事は みゅ~
迷い 悩み まるで震える子猫のようにいた僕に
みゅ~ 大切な 何かを 教えてくれた ・・・
心に みゅ~ 忘れない
夜空に 一番 光 輝く お星さま
優しい 瞳の みゅ~
Dream star ☆