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月桃夜

小説/詩

表紙に魅かれたのと、書評を見て買いました。

「ファンタジーであり、知らなかった歴史をみた」と。

沖縄が、奄美が、本当に別の国であった頃があると
琉球王朝というものの存在を確認した、本です。

海の上で、カヤックが流され、死にかけている女性が
おりてきた、大きな鷲と語りあう

200年前の奄美の生活は、言葉がまったくわからない。
歴史の教科書にない、聞き覚えのない言葉がたくさん出てくる。

その中で、せつない兄妹?の物語と
悲しい、落ちぶれたアジャの物語
いろんな面が垣間見える。

おもしろかったですねぇ。

特別な謎とかではないですが、
意外に、はまれました。