頑張りん子

アリューシャン・マジック。

日記

NHKの番組『ワンダー・ワンダー』での話し。

アリューシャン列島は 火山が多く、
そこから流れ出る ミネラルをたくさん含んだ水が、
栄養豊富な海を作っている。

そこで 毎年冬 10km四方の海の様相が
スゴイことになってしまう。(アリューシャン・マジック)

海面近くまで浮き上がって来た オキアミを食べに、
水なぎ鳥 1000万羽・ 500頭のザトウクジラが
乱舞する。 

ここで ニシンやクジラが下から オキアミを海面近くに
追いこむと、水なぎ鳥が すかさず 食べる。

彼らがいない時は 自分で海中に突っ込んで
まるで空中でも飛ぶように オキアミを追う。
40mも潜る猛者もいるらしい。 (・o・)

ザトウクジラの親子は 
熱帯の海で 5ヶ月間 出産子育てし、
その間 母親は何も食べず 体重が3分の2位まで落ちる。

そして 何千キロの旅を経て アリューシャンに来る。
その時の 食べながらの歓喜の声が 凄かった。
よほど 嬉しかったのだろう。

そして 大宴会が終わりを迎え 皆が殆ど消えた頃、
日本の鳥島から アホウドリが飛んできた。

羽を広げると ゆうに2m30cm以上。
動作は鈍く 皆の食べ残しが彼らのご馳走である。
ただ 食べ終わった後、強い向かい風が来ないと、
飛び立てず 困っていた。

食物連鎖とは よく言ったもの。
火山の水から始まって、ここの 何かが欠けても
生命は続かない。

海は 汚しちゃ いけないな。。。。^_^;