今日は学校へ部活に、コートを着て（校則違反

部活といっても大してすることはなく、PCを弄ったりゲームをしたり
遊戯王でデュエルしたり、と...大概は校則違反な部。黙認。

で、題名の通り「黒猫」。
実は学園に黒猫が住み着いているのだ。
非常に人気のある野良で、生徒会が我先にと保護に乗り出した
人懐っこく、愛くるしい猫だが。

覚えているだろうか。

私はネコアレルギーである。

黒猫はそれを知ってか知らずか、ブーツ（校則違反）を履いている私に擦り寄ってくるのだ
これは...と、一瞬戸惑うも、気付けば手を差し伸べ、撫でている。

猫とは不思議なものだ。
人間が如何いった状態にあろうと「可愛い」と思わせる個体は少なくない。
が、猫ほど面白い動物は居ないだろう。

犬も猫も、昔から人間の愛玩用飼育動物（ペット）として親しまれてきた。
が、それは裏を返せば「人間が満足を得る為の道具」と捉えることも出来る。
人間は考える肉塊だが欲深い人形とも捉えることが出来る。
信仰的な話になってしまうが、我々人類は神の産み落とし「塵から作られた生物」
であると同時に「神による実験の素材」でもある。
人類がどういう進化を遂げるのか、それを神は見守っているのだ。
時たま起こる地震や竜巻は神の怒りでもある。

...ﾑ？

どうやら話がずれたようだ...

...ﾅﾝﾀﾞｯﾀｶ

そう、黒猫。
抱き上げてもみたかったが、さすがにそこまですると目が液状化してしまう。
そこで、私は重要なことを思い出した。

財布、部室に忘れているじゃないか...