高齢者と生活していると
当然『死』について考える機会が多いです。

94歳にもなると身体も頭も
なにかと不自由になるのは当然です。

ばあちゃんが好きなので
『ここにいる』事に家族もばあちゃんも
不満はないと思います。

でも、ばあちゃんは
『死にたい』とは思ってなくても
『生きていたい』とも思ってないとも思う。

若い世帯の方には酷いセリフかも知れませんが
人生をしっかりと生き、老いた人って
そうなるんじゃないかと思います。

この頃よくこう思います。

ディズニーランドに行って
午前中は全てが楽しくて夢中になって遊んで。
午後はゆったりと楽しんで・・・
日が暮れるとアレもコレもと思っても
ちょっぴり疲れて休みたいと思う。
みんなに『楽しいよ～』って誘われても。
ここで休んでるから楽しんできて～
ってなって
夢のような光を
幸せなキモチで眺めている方が良くなって。
そろそろ家に帰りたいな・・・
お布団で眠りたいな・・・
今日はいい一日だったな～
ばあちゃんは今こんな感じなんじゃないかな・・・って

生き抜いた人の人生って
こんなんじゃないかな・・・って思う。