星野宣之さん作の漫画に『残像』とゆう短篇がある。
粗筋はこうだ。
月面で隕石衝突事故に巻き込まれ、ある女性が死んだ。
彼女の遺品の中に、なんと約２億年前の巨大大陸パンゲアの写った地球の写真があった。
パンゲアは大陸が今の形に分かれる前、地球唯一の大陸だったと考えられている。
その謎をおって、死んだ女性の元夫でカメラマンの男性が月面で彼女の足跡をたどってゆく。
その結末は、物悲しく心に響くラストだった。
この話を読んで、初めてテクタイトのことを知った。
テクタイトは、隕石が地表にぶつかってできる。
衝突時のショックと高温で、舞い上がった石や砂が溶ける。
それが地表に降ってくるまで急速に冷えて再結晶したもの。
これがテクタイト、天然ガラスだ。
いわば、星からの贈り物である。
私も一つだけ持っている。
ドイツからチェコにかけて産出される、モルダバイトと呼ばれるテクタイトだ。
今から１５００万年前に、小惑星が２つ衝突して巨大なクレーターと鉱脈ができた。

色は透明なモスグリーンで、宝石のようにカットされたペンダントトップ。
モルダバイトがテクタイトの一種だと知らなくて、色とデザインに引かれて買った。
今もお気に入りの品で、よく身につけている。
買ってしばらくしてから、『パワーストーン;』として注目された。
えらく値段がはねあがったっけ＾＾；

モルダバイトのいろんな画像はこちら↓
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1R2ADRA_jaJP378&q=%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88%E3%80%80%E7%94%BB%E5%83%8F&um=1&ie=UTF-8&source=univ&ei=BTUHTZGAO4_RrQf5-OyjDg&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=1&ved=0CCgQsAQwAA&biw=802&bih=592