フランスのクリスマスの献立を代表するのは七面鳥料理（ｄｉｎｄｅ）だそうです。テレビでも時々紹介されるみたいですが、七面鳥料理の中でも栗の詰めもの入りの料理（ｄｉｎｄｅ　ａｕｘ　ｍａｒｒｏｎｓ）は特別だそうです。これは栗の詰め物といっても裏ごしした栗にレバーやら玉ねぎやらをおなかに詰めてオーブンで焼き上げます。
クリスマスに七面鳥を食べる習慣はアメリカにも伝わったとされていますが、ご存知のようにアメリカでは一般に詰め物は作りません。また、七面鳥の代わりにニワトリを料理することのほうが一般的になっています。この七面鳥の代わりにニワトリを食べることはフランスの家庭でも増えてきたそうなのですが、理由はクセが強いからだそうです。
ところで、シャンペン（ｃｈａｍｐａｎｅ）もクリスマスには欠かせないものです。これはフランスのシャンパ－ニュ地方で作られたことが語源になったお祝いには欠かせないお酒です。日本ではシャンペングラスというと浅いグラスがよく使われますが、本来は細長いグラスを用います。これはシャンペンのいい香りが逃げることを少しでも抑えようというものです。
クリスマスイブにシャンペングラスのきれいな泡というのもムードがあっていいですね。

 Ｖｏｕｌｅｚ　ｅｎｃｏｒｅ　ｕｎｅ　ｃｏｕｐｅ　ｄｅ　ｃｈａｍｐａｇｎｅ？
（シャンペンのお代わりどうですか？）