少し前の写生展についての続きです。

ＰＴＡ側と校長、教頭の両先生方の中では卒業記念品として
６年生の写生展の作品「将来の夢」で冊子を作る事にＧＯサイン！

ところが６年生の先生方は反対された様です・・

作品自体、冊子などにして残すと子供達に伝えずして出来た作品である事。
又、この学年の子供達が案を出し合い２年前に学校のキャラクターを
作ったので、そのキャラクターを入れた小物を記念品にして欲しいとの事。

担任の先生のお電話がある前に余計な気遣いをされた方がいて
他のクラスの先生が言うには・・とのお電話を頂いた。

絵を描くのが苦手な子や冊子にして残して欲しくない生徒もいるだろうに、
折角の記念品をそういう物にするのはおかしい。と言う話・・・

この話を聞いた時、
確かにごもっともだけど、冊子にすると言わないで描いたからこそ
あのようにすばらしい作品が出来たのだと私は思う。
一生残る冊子にして卒業式に貰うと思えば、
みんな気真面目に立派な事を書き描き
個性のない、つまらないものになっていただろう。

上手かったから作品を残す・・・それではダメなのか？？
全てにおいて、こういう名目で何々しますと、理由が必要なのか・・・
何か違う・・自由が奪われた気がする！！

私は絵の技術云々を言ってるのではないんです。
才能のある子もそうでない子も１２歳なりに描いた夢と希望は全てが輝かしく
誇らしい！その作品を残さないでどうするんだ！！
と言いたかった・・・けれど実際、金銭面での事もあるでしょうし
最初から言われてた著作権の問題がこの件に繋がるのか・・という感じで
次の日、担任の先生から電話を受けた。

記念品の事には一切ふれず、さらりと
写生展の為だけの作品なので・・と断られました。
それでも子供達にはお母さん達に感動を与えた素晴らしい作品だったと
各クラスで伝えます。と言ってくれたし、
私が今後の卒業生では文集だけでなく絵を残す試みも検討してみて下さい！
と食い下がった事に対しても快く応じてくれました。

最初のＰＴＡ会議では校長先生が
自分の子供さんだけでなく、他の子供達にも興味や関心のいく
学校行事にしたいと常日頃考えているので、今回この様な提案を
していただけた事は大成功です！と多いに喜ばれたと聞く。
しかし、教頭先生と話し合われ６年の先生方に決定権を委ねる措置を
取られたらしく、残念極まりない結果に・・・仕方ないと思っている。
学校側の対処としては誠意ある対応をして下さったのだから・・・

著作権の問題ってなんだ？？
子供にもそれを適応させ過ぎて大人は都合よく物事を運んでる。
全てにおいてそうだけど・・・今回、考えさせられた。

この間の写生展、６年生の作品良かったよね～
今日また他の学年のママさんからの何気ない一言
そうよね～やっぱり多くの人がそう思ったはず！！

ウチのワカは絵がどちらかと言えば不得意だ。
自画像もあまり似ていない^^;
しかし彼の書いていた夢は
世界中を旅して珍しい切手を集めて回る・・
自画像のバックには様々な世界遺産の切手が描かれていた。

意外！！　いつも彼は通訳をする仕事と書いているのだから・・
それにワカは切手等を収集する趣味はない。
あっそうか・・ワカは私が旅行先で切手を買っていたのを覚えていたんだ！！

こういったドラマがこの作品を通して各家庭であったかも知れない（*^_^*）

　
４年後、チイが６年生！
果たしてリベンジなるものか・・・（笑）