☆からくり人形
江戸時代中期、ロボットの原点ともいえる「からくり人形」が作り出されました。それは突然作られたものではなく、宝町時代に渡来したヨーロッパ生まれの時計からヒントを得たといわれています。
また、同時代にヨーロッパでは「オートマタ」と呼ばれる同様な人形が作られたそうです。
このからくり人形は高山祭りに登場する「山車からくり」が有名かと思いますが、江戸時代にすでにこのような技術があったのかと思うと感動します。ただし、聞くところによると、この山車からくりは人形師と呼ばれる職人が操作しているそうで、本来のロボットとは幾分意味合いが異なるみたいです。
本来ロボットと呼ばれるものは自動で動くことが要求されると思います。お茶を運ぶ人形で有名な「座敷からくり」は、そういう意味ではその原点でしょう。
このお茶を運ぶ人形、調べてみたところ、1796年(寛政8年)にからくり半蔵こと細川半蔵が開発したゼンマイ仕掛けの人形が最初だということでした。
ところで、この人形の復元模型が本屋で販売されていました。まだあるのかな?
ぴより☆tvxq
2010/12/19 01:01:48
随分前だから、、さすがに無いと思ふ^^;