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ラト

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「崖の上のポニョ」~宮崎駿の原点回帰~

アニメ

本日、午後から3回目の忘年会…とゆうかケーキとシャンパンのパーティー終了。
う~~ん、もうケーキはしばらくいらん><
そのお供に「崖の上のポニョ」を視聴。
感想は、やはり以前TV放映を見たときと変わらなかった。
で、今年の2月に某所に書いた感想をここにアップしようかと思う。
これは当時みたまんまの感想だ。


先週、TV放映された「崖の上のポニョ」を見た。
劇場で見なかったことを後悔した。
久しぶりに素晴らしい『動画』を見せてもらった。
スタッフと宮崎監督に感謝!

ここから先はネタばれありなので、未見の方は読まないでね!

放映前のなが~~~い前フリには、いらいらして、もう少しでチャンネルを変えそうになった。
忍耐力を試されているようだ…年々,気が短くなってきたなあ。

ようやく始まった本編は、ジブリらしい優しい色使いとフリーハンドのようなほわっとした描線の童話のような世界だった。
舞台のモデルとされた鞆の浦は、以前訪れたことがあるけれど、あの歴史と現在の入り混じった雰囲気と、緩やかな時の流れがよく出ていた。

話の下敷きは人魚姫だ。
ただし遭難したのは5歳の人魚姫、助ける王子は5歳の幼稚園児そーすけ。
とにかく、幼いカップルだ。
この話は、最もシンプルな幼稚園児の恋物語だ。
「○○は、××くん(ちゃん)が好き!」
だれでも、こんな思い出があると思う。

『ポニョはそーすけが好きー!』

ポニョはこの想いだけで、そーすけにあいたくて、そーすけといっしょにいたくて、そーすけを助けたくて、最初から最後まで突っ走る。
ポニョの両親や、老人ホームの人たち、そーすけの両親、いろんな問題やエピソードはポニョには関係ない。
幼稚園児の恋に理屈も何もなく、ただただ「そーすけが好きー」なのだ。
そのパワーたるや、世界崩壊寸前までいっちゃうのだから。
結局、ポニョの願いはそーすけの信じる心のおかげで、めでたく人間となって終る。
海の泡が割れて、ポニョが人間になるシーンは、宮崎監督の原点回帰のように思えた。

宮崎監督のアニメの初映像は、東映漫画のガリバーの宇宙旅行(かなりあやふやな記憶だけど)のワンシーンだ。
映画のワンシーンでロボットのお姫さまの外郭が二つに割れて、人間の女の子のになるシーンだった。
映画のほかの部分は何にも覚えてないけど、このシーンははっきり記憶している。
ポニョのラストシーンと、この最初の映像シーンがかぶって見えたのは、 やはり宮崎監督がこのポニョで原点回帰を目指したからだろうか。

  • ラト

    ラト

    2010/12/27 19:51:01

    Yureさま
    「太陽の王子ホルスの冒険」!
    名作ですね。
    私は皆で剣を鍛えるシーンが好きだ…あとヒルダ…ええこや><

    もりあーてぃ~♪ いいですね~迷演技♪

  • ラト

    ラト

    2010/12/27 19:48:34

    藤娘さま
    もっとも単純な思いでしょうか?
    それだけに、パワーは凄い。
    暴走する幼児には、大人はかなわないものな。

    心の奥の柔らかい場所にいつもある、あったかい思いやね^^

  • ラト

    ラト

    2010/12/27 19:43:37

    だあくさま
    アニメーターとして初参加されて描かれたシーンが、ブログであげた作品です。
    もう40年以上前の作品ですね。
    その間、宮崎監督は第一線でいらっしゃるんですよ…。
    それだけでもすごいなあと思います。

  • Yure

    Yure

    2010/12/27 14:54:15

    ・・・「ホルス」の、結婚式のシーンが好きです。 前後も含めて。 落差が激しいですね このヒトは・・・ ^^;
    「かりおすとろ」はかきむしったけど、オオカミのモリアーティは大絶賛vv
     

  • 藤娘

    藤娘

    2010/12/27 12:33:33

    幼い二人の恋は、つまり恋の原点!
    いいですね~~この理屈じゃないってとこが!
    いつまでも、心の底にそ~~~っとしまっておきたい気持ちですね~(⌒ー⌒)

  • だあく

    だあく

    2010/12/26 20:21:34

    アニメの初作品 見てないのですが 原点回帰なんでしょうね~~ ゚.+:。(*-ω-)(-ω-*)゚.+:。ウンウン
    また 新しいジブリ作品がやりますが 今度は息子さんが監督なんですね~~
    楽しみです♪