kazeまかせ…

はねうま

笑って砕けろ!

夢の中

小説/詩

うつら、うつら・・・


眠りきれていない


うとうと・・・


誰かが、僕に話しかけている


あはは・・・


自然にほころぶ、笑顔



これは、まぼろし


それとも、奇跡



眼の前に、君が居る


うんうん・・・うんうん・・・


僕の傍に、たたずみながら、


微笑みながら、


君は僕の話を聞く



何気ない他愛もない僕の話


ええ~~~っ・・・


時折り、オーバーなぐらい驚いたり


う、うん・・・


静かな相槌で、応えてくれる



僕は、一生懸命に話す


君も、笑顔で聞いてくれている



そんな時間が、嬉しくて、楽しくて・・・


僕は、語り続けていた





夢の中・・・


君の肉声が聞こえた気がした


君に、そっとふれたように感じた





ありえないのに、ありえないはずなのに、


生々しく、僕の耳に、僕の手に、


君が残っている・・・
















眼を閉じて、瞳を閉ざして、


夢に戻ろうと試みてみる




君に逢いたい・・・




#日記広場:小説/詩

  • Keit

    Keit

    2009/03/25 23:20:44

    お見掛け訪問です。
    伝言板に入りきれなかったので、こちらに書かせていただきました。

    文章の一つ一つが自分の事の様で・・・とても酷似していて胸が苦しく、涙が出そうになりました。
    お気に入りにさせていただきますね。またふらりと立ち寄らせて下さい。