小説特別変Ver.お正月
『星の降る日』
scene1

どうして…ノートを拾ってしまったのだろうかと思う…
あんなことを言われたからか?
たぶんそうだ…
そうに決まってるさ…
でも中身結構詰まってるんだな…
このノート…
誰の字だろう?
特にこの
《黄昏リボン》
はとてもいい詩だ…
そう思った…
こんな詩、誰が書いたんだろう…
きっと優しい人なんだろうな…

眸｢もぉ～、だから違うんだってば!私はそういうんじゃなくて…｣
諒子｢最初は誰もがそういうんだって!恋する乙女はどうしてもそうなっちゃうだよぉ～｣
飛花里｢じゃあ私は恋する乙女じゃないんですの?｣
諒子｢恋する乙女には何種類か存在するものなんだよぉ～｣
飛花里｢よかったですわ｣
諒子｢ねぇ、あれ影夜って人じゃなかったっけ?｣
眸｢あ、本当だ｣
飛花里｢本当ですわ、あれは影夜…おーい、影夜～｣
影夜｢おやおや…これはこれは…よいところに…会ってくれましたね｣
眸｢え?いいところにって?｣
影夜｢それがかくかくしかじかで…｣

べべ｢君とはここでお別れのようだね｣
月夜｢え?どういうことだい?｣
べべ｢あれは君の学校の生徒じゃないのかい?｣
明日葉｢あ、本当ですねぇ～｣
べべ｢行ってあげなよ｣
月夜｢あぁ、わかった…｣
未来｢こちらの方で彼らと話をつけておきますね｣
べべ｢そういうことだ、君は彼女たちとおしゃべりするんだ｣
月夜｢うん…｣

眸｢あ、月夜～～!｣
飛花里｢月夜様ぁ～～｣
月夜｢やぁ、二人とも｣

?｢さて、大抵集まったところで話をしよう｣
等々力｢ところでなぜ諒子君がいるんだい?｣
影夜｢力持ちと言うのを聞いてねいいんじゃないかなとおもったんすよ｣
べべ｢ところで皇帝、この方は?｣
皇帝｢あぁ、彼女はこの月吉町を統べる、道影　月吉というんだよ｣
月吉｢ちなみに私には娘がいてね、おいで｣
三國｢はい…お母様…｣
月吉｢三國と言うんだよ｣
三國｢よろしくおねがいします…｣
エルフ｢あぁ、よろしく頼む…で、話って?｣
皇帝｢そうだったなでは気を取り直して、話をしよう…あれはたしか…｣

続く