セカンド

月明かりだってさ

日記

突き当たり

いや
月明かり

変に明るい
映る影がきれい

そう明日は満月

透明な光りが
冷たく 硬く 響く

自分の影が恐い
全てを映し出しているから

見るのがいや
でも見なくてはいけない

影を踏む
足が吸い込まれないように

そっと
触れてみる

そこには自分があった
それは悲しい目をしていた