nagata

続 パパのしあわせ   14

自作小説

----------------------------------これはフィクションです--------------------------

届かなかった 思い

ママと 正式に離婚が成立したのは それから 2ヶ月後

お手紙を書いた

「言葉は 真実を伝えるためにある」

たった 一行の 手紙

とどいたのだろうか 返事はなかった。

ときどき 無言電話が かかるだけ。


このごろ パパの心臓が 一分間に一度 一拍 ない

ちょうど 一拍ぶん フラットになる

心配だわ。


#日記広場:自作小説

  • nagata

    nagata

    2011/01/20 19:05:52

    Olivierさん
    そんなこと あったのね。

  • Olivier

    Olivier

    2011/01/20 14:29:23

    自らの寿命は、(無意識ではあっても)体が知っているといいます。
    だから、時間がもったいなくなる。駆け足になる。
    そういえば知人の奥さんが、ある日突然離婚を切り出した。
    「時間がもったいないの」そう言って。彼女、完全なる健康体。そのときは。
    でも、2年後白血病になって、あっという間にこの世を去った。
    分かっていたのかな?そのことが。