思い出に・・・・

それぞれの本には思い出があるので、どれか一つみたいな事は難しい。
旅先の思い出のように、それぞれの場所にそれぞれの思い出がある様に、
どの本にも思い出がある。

同じ本でも、ページをめくる時の年齢で受け取れる物も違ってくる。
茶の世界の一期一会は人に対する時の気持ちのありようだと思うが、
本に対しても一期一会があると思う。

本によっては、
子供の頃、世界観の大きさに驚いていても、大人になってから読み直すと以外に小さかったり、
逆に、子供の頃に世界観の大きさに気付けなかったものが大人になってから気が付いたり。

これからも、思い出に残る本に沢山出会いたいものだ。