思い出の本
えーと、どれかな?
そのときそのときでいろいろあったような。
今でも手元にある本だと。
「星虫」かな?
最近といっても去年くらいに、新書サイズで「星虫クロニクル」とかってタイトルになって再度発売されてたと思う。
宇宙船の卵が流星のように降って来て、人の額に張り付いちゃう。
最初はそれがなにかわからないんだけど、ある程度成長すると虫みたいだと
判明。ざりがにみたいになるので。
ただ育てるには人の意識とか知識とかが必要みたいで、育てきるには死んじゃう可能性がある。て判明。
みんなだいたい剥がしちゃうんですけど、ある少年少女だけが育てきって星虫は宇宙に飛び出していく。
大雑把にいうとそんな話。
途中、人間本位の勝手な言い分とか、どうしても人にかけてしまう迷惑があって
いろいろと悩むんですけど、ちゃんと初志貫徹するところが好きだった。
なんというか、大人だったら育てられなかっただろうなっていうような。
自分の都合とかしがらみとかあって当然だから。
こうしたいって願いに命がかかってもいいくらいまっすぐに向き合うんですね。
もちろん、死にたくないし、死ぬのは怖いし。
心配してくれる家族の気持ちとかもあって、気持ちが決まるまではゆれてましたけどね。
おまけに一人じゃないしw
なんだかすごくやり遂げた感じのある話でしたw
夢はかなえるものっていうフレーズが好きですw
あとは本というより作者さんですが、「茅田 砂胡」さんの小説は大体好きです。
私的にはずれがないんですよね~。この方w