好きな作家さんをあげるとしたらこのおふたりになります。
全作読破とまではいかないけど、そこそこ冊数読んでます。


●石田衣良さん
IWGPシリーズ/赤・黒　池袋ウエストゲートパーク外伝/4TEEN/アキハバラ@DEEP/夜を守る/美丘/親指の恋人/うつくしい子ども/1ポンドの悲しみ/スローグッドバイ/夜の桃/娼年/愛がいない部屋/約束/LAST/リバース/40　翼ふたたび/東京DOLL/下北サンデーズ(以上小説)
石田衣良の白黒つけます！！/目覚めよと彼の呼ぶ声がする/恋は、あなたのすべてじゃない/てのひらの迷路/空は、今日も、青いか(以上エッセイ、コラム)
ぼくとひかりと園庭で(絵本)

衣良さんの作品には、よくハンディキャップを抱えた人物が登場するのですが、
物語のなかでごく自然に、当たり前に受け入れられているところが
とてもいいなと思います。
(あと大きな声じゃ言えないけど絶対テクニシャンだと思う・・！)

またNHKの「ハートをつなごう」という番組の司会もされていて、
さまざまな障害やこころや社会の問題などについて考える番組なのですが
どんなひとに対しても公正な目を持っているところもとてもいいと思います。


●乙一さん
ZOO/失はれる物語/暗いところで待ち合わせ/GOTH/夏と花火と私の死体/死にぞこないの青/小生物語(←これは日記かな？)

作品タイトルにも表われていますが、ダークなかんじのお話が多いです。
好き嫌い別れると思いますが、はまるひとはハマると思います。

失はれる物語は短編集で、良作がたくさん詰まっているので、
乙一を読んだことないひとへおおすめしたい一冊です。
Calling Youとしあわせは子猫のかたちがとくに好きです。
コミックス化された作品も多数あるのでマンガ好きなひとはそちらをどうぞ。

ZOOも短編集で、映画化されたときは映画館へ足を運びました。
オムニバスで各作品を違う監督さんが撮っているのですが、
どれもこだわり持ってつくられていてとてもよかったです。
B級的なのがいいかんじです(失礼だったらごめんなさい。でもそこがいいのです！)

田中麗奈さん主演の暗いところで待ち合わせも見ていてドキドキしてとてもよかったです。