そういえば夕べ寝てなかった。
理由はもちろん、フリー化されてる鬼畜王ランスのせい。


さー、暇な人はやってみよう、
元祖俺様キャラ、ランス様の暴虐さが前面に出ています。
（クラックパッチも出ているので、まともにゲームするのがめんどい人も
　十分に楽しめると思われ）

http://www.retropc.net/alice/menu.html

まあ、まともにやっても面白いんだけど・・・
ランスアタックとかランスアタックとかランスアタックとか・・・

しかし、私、まもがオススメしたいのは、
なんといってもデバッグモードでの”インチキビーム”であります。
この、何とも言えない名称。
通常ダメージが与えられない相手でも、無理やり貫通させ、
部下もろとも消し去ります。
その爽快感はうんちゃら無双なんて目じゃないほど。

うんちゃら無双が己を弾丸として突っ込むミサイル打法なら、
インチキビームは巨大なジャコビニ流星打法といえる。

まあ、18禁ゲームなので、描写がかなり露骨であるし、
女の子を見ると即襲い掛かったり、奴隷がいたり、
ハーレム作っちゃったり、SM塔作っちゃったり、色々あるんだけど・・・

ともかくハチャメチャっぷりを是非堪能してほしい。



# まもの個人的な所感

さて。
まもはもうすでに手遅れです。
俺様キャラな主人公以外には感情移入できなくなりました。

気が向いたのでオトボクをやってみたものの・・・
なよっちぃ主人公に幻滅。
女の園に入ったんだから、やることはひとつしかないだろ！！！ばか！！！

という、一方的な俺様の主観により、繰り返しプレイすることはないと思われる。
（理事長公認なのだし、味方も十分にいる以上、
　歯向かう高慢ちきな女を無理やり服従させるくらいの気合はあっていいだろう）

で、そんなまもがとことん繰り返しプレイしているのが、
上記ランスシリーズと英雄×魔王、それ散るの三作。
（暇になったらやってるくらいなので、相当のめりこんでると思う）

ここで、各作品を対比してみようと思う。

１．ランスシリーズ
　特別目だった能力はないランス君が主人公。
　だが、彼は自分が英雄だと信じて疑わず、欲望の赴くままに行動することになる。
　その結果、とんとん拍子に物語が進む・・・のだが、問題もまたやっぱり起こる。
　少し音源が心もとない面があるので、”妄想”がそこそこ必要。
　女の子以外には超絶的に冷たいランス君はチョットうらやましい。

２．英雄×魔王
　魔王フェルザーが主人公。
　人間が大嫌いな彼は、暇になると人間から略奪する。
　もちろん目指すのは世界制服。
　主人公以外フルボイス、音楽も高揚感があってよい。
　ランス君に比べると、温情というものがある。

３．それは舞い散る桜のように
　主人公はぐーたら高校生、桜井舞人。
　もう、もはやテキトーを絵に描いたような性格。
　トラブルも絶えないが、その裏表のない人当たりに魅力がある。
　何しろ現代っ子なので、思考回路がわかりやすい。
　主人公含めてフルボイス。

全体的にこんな感じ？

以下評点。

鬼畜度
　ランス（女の子は即手を出し、男はポイ）
＞フェルザー（人間嫌い過ぎ、やっぱり女の子には性的イヤガラセが好き）
＞桜井舞人（禁欲的で恋愛嫌い、だけど態度は横柄、もちろんセクハラも含む）

凶悪度
　フェルザー（泣く子も黙る魔王、小言を言われると側近の毛をむしる）
＞ランス（ランスアタック不発が・・・魔力もないので、性格ほどの凶悪さではない）
＞桜井舞人（パンピー）

感情移入度
　桜井舞人（やはり現代っ子、厭世観が何とも言えない）
＞フェルザー（何とも言えない腹立たしさとジレンマを抱えている）
＞ランス（俺はそこまで飢えてない）


人間の奥底に渦巻いているどす黒いものを一番直視している点で
俺はフェルザーが一番好きかもしれない。

”人間を守ることに価値などない、信じれば裏切られるだけだ”
という観点は非常に共感できるのです。