華音

星月夜

小説/詩

君を想うと


ため息ばかり・・・


空を見上げたら、三日月


まだ、冬のなごりの星月夜


この空の向こうには、


君が暮らす・・・


きっと、私のことなど、忘れたように


いくら叫んでも、


君には、届かない


それでも、空はつながっていて、


君も夜に、いだかれている


同じ時間の中で・・・


この三日月を


君に見せたいと、切に願う


気付いては、くれまいか・・・


ため息の理由を


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