以前見逃した　渡辺謙の『沈まぬ太陽』。
テレビで　３時間４８分。

日本航空から　クレームが入り、色々問題になったのを
覚えている。

そうだよねぇ・・・あの描写じゃ　誰が誰か　何となく…
（調べる根気もないから　飛ばすけど…^^;）

１９８５年の御巣鷹山のシーンから始まった。
衝撃的な出来事だった。

５２４人の乗客を乗せた日航ジャンボジェットが墜落し、
４名の女性だけが　奇跡的に助かったが…

当時　中学２年生の女生徒が　自衛隊員に抱きかかえられて、
ヘリコプターまで　吊り上げられるシーンを
何度も何度も　テレビが映し出していた。

ダッチロールで　グルグル機体が回りながら落下する間に、
小さな手帳に　家族への遺書を書いた父がいた。

揺れる機体で　字が字にならないのだが、
必死に　書いた。　
最後に長男に　「後をたのむ」と。。。

後　最後まで身元確認が難航した２人がいた。

おそらく　男性が女性をかばって抱きしめていたのだろう。
衝撃で互いの歯が食い込み、歯型からの身元判定が
出来なかったらしい。
それでも　最後は身元が判明した。

５２０人の　色々なドラマがあった。
作りものではない　本当の世界最大の航空機事故が
この日本で起きたんですね。　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌。。。