もうすぐひな祭りですが、おひなさまの雪洞（ぼんぼり）の経年劣化が激しいので、新しいものを買いに行くことになりました。

親がその親に買ってもらったという時代もので
吉徳で購入したひな人形で、「備品を交換するなら９番と言うサイズですから」と購入した時に言われていたらしいのですが、

お店の人にそう伝えても、結局そういう標準化はされていないようで、
元の実物の高さや、屏風の高さは何センチなのかということを聞かれてしまいました。
現物を持っていけばよかったです。

今どきの雪洞は、コンセントからケーブルで電源を引くか、乾電池を入れてコードレス方式でかのいずれかで電気がつくようになっているのですね。
ずーっと電気をつけておきたい人には、乾電池だとすぐに消えてしまいそうです。

家にある昔の雪洞は、ローソクを立てる金具がついてました♪

初めに、吉徳に行って話を聞いてみて、それなりの物が見つかったのですが、
実はお内裏様の持っている「笏（しゃく）」も壊れてしまったので、
売ってますかと聞いたら、そういう備品のバラ売りはしていないとのこと。

なので他のお店も見てみることにしました。

浅草橋の駅前には、有名店ではない中小の人形店のチラシを配るおじさん達が立っていて、
そのおじさんの一人に、人形の「笏（しゃく）」を売ってるお店を探してるんですと聞いたら
そういう部品を売ってるお店を教えてくれて、無事に買うことができました。
しゃくも、サイズがいくつかあるので、やはり現物を持ってくるべきでした。

その後、中小店をいくつか見ましたが、
値段相応に安いものはプラスチック製で安い感が漂ってるので、
有名店を見ることにしました。

駅前の秀月に行って、雪洞だけを買いたいと伝えると、
初老の店員さんが、「うちでは扱っていない」と、けんもほろろという感じで冷たく感じる対応でした。
扱ってないのはわかるけど、伝え方ってものがあるでしょうと思いつつ、

次に、久月に行ってみました。
店内は広く、ディスプレイしている商品が一番充実していました。
雪洞だけというリクエストに対して、できますよということで、
大きさを聞いてくれて、いろいろな商品の高さを確認して、値段を確認して紹介してくれました。

結局は、ふり出しに戻って、雪洞は吉徳で買うことにしました♪
雪洞がきれいになって、おひなさまも喜んでくれているのではないかと♪