つぶやきrnao

ルルルのル^^

徒然なるままに、、呟いております。。。

言いたい事イっております。。。(^^)

地震発生から1週間その後

30代以上

一応、、一安心というような報道がされてますが、、


余談は許されないと思います。。

地震発生から、1週間事故の現状と今後

大前研一ライブ579

http://www.youtube.com/watch?v=8GqwgVy9iN0


http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/109a.htm

日本で1基の原子炉が全部放射能を放出するような事態が起きた場合、
風向きや風力次第ですが、台風が日本を横断する時間と同様に、ほぼ1
週間で日本全土が放射能に包まれる可能性があります。逃げる距離も20
キロや30キロでは済みません。広い範囲にわたって田畑が放射能汚染を
受けるので、缶詰しか食べるものがない、というような世界になります。これ
が、私たちが懸念していた、原発事故の恐ろしさです。
 私はテレビやラジオで事実を収集していますが、東京電力や政府の発表
が二転三転しています。私が福島原発内部の職員だったら、パニックになっ
ていると思います。
 原発を制御しようとしている人たちも、どうしていいかわからない状態なの
でしょう。おそらく原子炉のデータを調べようにも、スリーマイル島の事故の
ときもそうでしたが、多分、コンピューターがパンクしている。残っている計器
も信用できない。水位も含めて推理で対応している部分がほとんどです。
 電源が回復しない段階では放射能を監視するモニタリングポストのデータ
も取れず、モニタリングカーを動かして測定しているようですから、放射能の
常時監視もできない。電源がすべて消失する「ブラックアウト」と似た状況で、
かろうじてコントロールルームに電灯がついているかもしれませんが、使える
計器が果たしてどこまであるのか。
 これは、地震の揺れが原因ではなく、津波による災害です。時系列で見れ
ば、オイルタンクが津波で流出したのがポイントです。ディーゼルエンジンの
燃料が確保できなくなった。そこからECCSが注水不能になり、非常用ディ
ーゼルも海水をかぶった。津波によって全部が駄目になる仕組みになって
いたのです。
 今回の事故について、東京電力などは「千年に一度の巨大地震が起きる
のは想定できなかった」と言います。しかし、原子炉の大事故を起こす原因
として、だれもが真っ先に想像するのは「大地震」でした。
 津波も「想定できなかった」と言いますが、そんなことはありません。日本
」の沿岸地震では、ほんの100年ほど前に明治三陸地震津波が起こって
います。このとき、岩手県沿岸の津波は38メートルを記録しています。東
京電力も政府も「想定外」なんて言葉を安易に使ってほしくない。
 津波の原発被害については、門外漢の私ごときが去年発刊した『原子
炉時限爆弾──大地震におびえる日本列島』(ダイヤモンド社)にも書き
ました。言い換えれば、電力会社が検討しなかっただけなのです。

日本の原発史上、最悪の惨事が進行している福島第一原発
 また、テレビに出ている自称専門家は、今ある危機について正しい知識
を伝えていない。多くの専門家が1号機でも3号機でも水素爆発の際に、
いかに被曝量が少ないかを訴えていますが、それは大うそです。枝野幸
男官房長官も「微量だから健康に影響はない」と言っていますが、これも大
うそです。福島第一原発の周辺で、13日午後、1時間あたり1557・5マイ
クロシーベルトを記録しました。これに24時間と365日を掛けて年換算す
ると、通常の年間被曝量の1万3千倍を超えます。それで平気なのでしょう
か。レントゲンや航空機に乗ったときの被曝と比較するのは犯罪です。

M9・0の巨大地震に続いて、長野や茨城沖でも大きな地震が続いていま
す。太平洋プレートの境界で大地震が続くだけでなく、過去の歴史から見る
と、フィリピン海プレートも絶対に動きます。地震が比較的少ない静穏期か
ら、江戸時代や関東大震災前後のような地震多発の時代に入った、といえ
ます。先述した石橋さんが94年に著した『大地動乱の時代』(岩波新書)で
紹介していましたが、近い将来に小田原地震が起こります。東海や相模湾
でいつ大地震が起きてもおかしくない。だから、静岡の浜岡原発は、どんな
ことをしても止めなくてはいけない。

 電力に関して言えば、原発をすべて止めても、大きな支障は出ない方策
はあります。たとえば日本中にある工場の自家発電機を全部動かせば、
原発分の電気をまかなえるのです。電気のために日本に原発が必要だと
いうのは間違いです。電気と原発は連動した問題ではないことを知ってくだ
さい。政治の決断があれば、原発をなくすことは可能です。僕が総理大臣
なら一瞬で世界を変えられます。

 最悪の事態を想定しながら、注意深く復旧の状態を見ていきたい。なんと
かこの危機を回避してほしい。日本の子供たちの将来がかかっています。
このままでは終わらせられません。