自然育児友の会、真弓先生の話
真弓先生が言う電気を使うものとは、もちろん いま行われている「計画停電」について、 つまり、日本人がいっせいに節電する生活と 私は先生のご自宅を訪ねたことがありますが、 被災地以外に住む人々がお米や保存食、「原発のことを問うのではなく、
私は電気を使うものすべてを見直すいいチャンス
だと思っています」
家庭の中にある多くの家電製品を指しています。
テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機、炊飯器、
掃除機、電子レンジ、ドライヤー、電気毛布、
電気こたつ、照明器具、パソコン、固定電話、
携帯電話・・・などなど。
これらの電気製品に囲まれた生活を思い浮かべて下さい。「電気製品ごとに消費電力と出力があります。
その電気製品と人との距離を考え、
その電気商品から発する電磁波を
(一生の間に)浴びる時間を考えてみれば、
家の中にいても危険だということです」
「電磁波を出すような電化製品は使わない。
持たない。買うとしたらなるべく小さなものに
しなければなりません」
真弓先生はこうおっしゃっていました。「停電とは電力会社がコントロールする
ものです。停電など恐れる必要は
ありません。大事なことは私たちがふだんから
電気を減らす生活をすること。節電を
心がければいいのです」
社会を選べば、電力会社の都合でしかない停電
など問題ではないということです。「一家の電気代と医療費は並行すると言います。
私の家では毎月の電気代はもうずっと二千円台
ですよ。高いときでも三千円台まで。
先生の所(診療所)は暗いですねとよく
言われます。そうじゃないですよ、あなたの
家が明るすぎるんですよ、と言っています」
先生の家にもテレビがあり、朝の食事時は
テレビでニュースや天気予報などを見て
いたと思います。その真弓先生も、
「テレビはもう見ないことにしました」
ときっぱりと宣言されました。
情報はどうやって得てゆくのですか?
と尋ねました。「自分で考えることでしょうね。
マスコミに乗せられないことでしょう」
ガソリンなどを買いあさっていることについて。
利己的な行為をいさめながらも、「強いて買うとしたら水でしょうか。
水だけあれば人間は五日間は頑張れます」
「人間以外のほかの動物がどういう風に
生活しているのかを見ればわかることでしょ。
動物とは身近にいるペットや動物園に
いるような動物なんかではなく、野生に生きている
動物のことです。
私たち人間が免疫力を高めるためには、
限りなく動物としての生き方をすればいいのです。
健康を保つために、お金なんかかける必要は
ないんですよ」