春に寄せて
新しい時が来たのかも知れない
生まれ変わる時かも知れない
暖かい日差しに心を奪われて
胸をふくらませるのかも知れない
冷たい土の中から、明るい空の下に
冷たい水から暖かい黒潮にのって広い世界へと
そして、暗い闇夜から
悲しみを取り去った朝日を受けて歩き出す
重たい絆をしっかりと肩にいだき
力一杯、足下を踏みしめ
静かに そして 一歩 一歩 確かに
まだ、行き先は遙かに遠く、そこにあるかも知れないと言うかすかな望み
それでも、静かに息を整えて
やがて明けようとする世界に向けて
歩みを始める
一歩 一歩
いまは笑うことも 泣くことも 怒りも ない
夢に見たような人生も ない
行く手に見えるのは がれきと化した廃墟 そして 悲しみ
その先に かすかに自分の居場所があると思う
自分のいるべきところ
泥と傷に汚れた手のひらに
痛みと悲しみから 安らぎが聞こえる
ハイジ
2011/04/01 10:48:30
とっても共感します。。。
がんばりたいと、思いました
素敵な詞をありがとうございます♪