反原発アニメ 源八おじさんとタマ
●脱力系反原発アニメーション『源八おじさんとタマ』の紹介
もうご覧になった方も多いと思いますが、あらためてご紹介いたします。
現在、5本の作品がユーチューブで公開されています。
福島原発事故の後、アクセス数が増えているようです。
さらに多くの方々にご覧いただき、原発について考える材料にしていただければ
と思います。
1.『源八おじさんとタマ001』(原発なくても電気は大丈夫)
http://www.youtube.com/watch?v=OzGnBFNU1bI
原発がないと電気が足りなくなると思っておられる方は多いようです。
でも実際は、火力と水力だけでも最大電力がまかなえます。
今回の東京電力の計画停電も、国民を困らせることで、
「やっぱり原発は必要」という世論を導こうという意図を感じてしまいます。
2.『源八おじさんとタマ002』(二酸化炭素と温排水)
http://www.youtube.com/watch?v=RBw_nfQ_glQ
原発推進の大きな理由として宣伝されているのが、
「原発は発電時に二酸化炭素を出さない」ということです。
あたかもクリーンエネルギーのようなフリをしていますが、
実際には大量の二酸化炭素を出し、さらに温排水によって環境を破壊しています。
今回の事故では放射能まで出して、どこがクリーンエネルギーなのでしょうか。
3.『源八おじさんとタマ003』(放射性廃棄物)
http://www.youtube.com/watch?v=pFUKKLkN1nE
放射性廃棄物の最終処分場も決まらないのに、原発はゴミを出し続けています。
高レベル放射性廃棄物は100万年も監視しなくてはなりません。
未来のこどもたちの了解も得ず、勝手にその管理を押し付けています。
100万年の間に、今回のような大きな地震は何回起きるのでしょうか?
その全てを安全に乗り切れると誰が保証できるのでしょうか。
4.源八おじさんとタマ004(地震)
http://www.youtube.com/watch?v=QpLPFXG1bLg
原発は活断層の上には建てないことになっていますが、
浜岡原発をはじめ、直下に活断層がある原発がたくさんあります。
次に災害にあうのはどの原発でしょうか。
その前に止めるのが、賢明な判断だと思うのですが。
5.源八おじさんとタマ005(津波)
http://www.youtube.com/watch?v=ExkDeqHl_tc
この動画を公開したのが、2月12日です。その約1か月後に、浜岡と福島の違い
はありますが、現実のものとなってしまいました。
『チャイナ・シンドローム』公開直後に、スリーマイル島原発事故が起こった
ことに似ていると言ったら言い過ぎでしょうか。
以上、5作品をご覧になっていない方はもちろん、ご覧になった方ももう一度
ご覧いただければと思います。
今後、続々と新作も作りますのでご期待下さい。 中村徹