『待たせたな甲子園。』
今年の甲子園は 東海大相模の優勝で終わった。
東北高校の応援スタンドが 満杯になったのには、
感動して言葉が出なかった。
そんな中 テレビで
『マスターズ甲子園』という大会があるのを知った。
主人公は 三池工業高校 元野球部の52歳の早川氏。
憧れの強豪 三池工業・野球部に入部して2カ月めに
原因不明の病気で 練習中に倒れ、
その後も 体調不良が続き 泣く泣く 自主退部した。
仲間が 早川に三池工業のユニフォームを着せて
甲子園に連れて行こう!と言った言葉が始まりだった。
そして 48名が集まり、
オジサンチームは 甲子園を目指し 練習が始まった。
そのチームのオジサン投手は、
高校時代 エースで4番でキャプテンだった人。
甲子園目前のバント練習で、右手の指を骨折して、
出場できなかった。
キャッチャーは、こちらも 甲子園を目の前にして
右肩を骨折し 涙をのんだ人。
それぞれ 年代は違うが、
いるんだよなぁ…そういう ツイてない人たち。ww
「忘れ物を 取りにいく。」…の気持ちで、
みんな 一生懸命で、とっても 輝いている。
オジタマ選手たちの バッターボックスでの 立ち姿や、
所作を見ていると、高校野球を見ているような
錯覚に陥るほど 格好いい!!
ただ 走塁を見ると、…… やっぱ 仕方ない。ww
かの早川氏は 黙々と週4回 アスレチックに通い
体を鍛え、奥様が呆れるくらいの食事制限もして、
ひたすら 練習していた。
(本人は 勝つためなら自分は出なくてもいい!の気持ち)
そして 苦戦の末 福岡大会で優勝し、
憧れの甲子園の切符を もぎ取った。
その時 大の男たちが 周りもはばからず
大泣きして 飛び跳ね 抱き合っていた。
甲子園とは 本当に 高校野球の聖地なのだなぁ…
憧れの甲子園。
色々の理由で 甲子園の土を踏めなかった人々が、
各地の予選を 必死で勝ち上がり、
母校のユニフォームを着て 堂々と聖地で 行進している。
観客は 身内しか いないかもしれない。
でも 彼らの 晴れ晴れとして、胸を張った行進は、
堂々として これまた 格好良かった。
星野仙一氏の挨拶で 試合開始。
早川氏は 代打で 甲子園のバッターボックスへ。
ひたすら平静を装っているが、感激で肩に力が入っている。
無理な話である。 感動で泣きだしても おかしくないのだから。
結果は 三振。
でも 思いっ切り バットを振っていた。
ベンチに帰ってくる顔は 清々しい笑顔だった。。。(๑´‿`๑)
男のロマンは 永遠ですね。^^;
頑張りん子
2011/04/08 20:19:59
>みかんさん
そうですね❤
夢中になれるもの みつけたいですね。^^;
みかん
2011/04/08 18:32:02
がんばっている人には自然とエールを送りたくなりますね。
そんなに一所懸命夢中になれるものがあるってうらやましいですねぇ。