TAKEのつぶやき

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TAKEのつぶやき

☆雲の種類

その他

雲は様々な名前で呼ばれることがあります。しかし、天気や気象に関する情報交換をするためには問題があるので、国際気象会議で雲の分類基準が作られています。
これによると、雲は10種類に分けられますが、中でも発生する高さによる分類が重要になります。

高度10km前後のところに形成される雲(巻雲、巻積雲、巻層雲)ですが、これらは上空の冷たい空気のためにほとんどが雪の結晶で形成されます。これらの雲からは雨は降りません。

高度2~7km前後のところに形成される雲(高積雲、高層雲、乱層雲、層積雲)ですが、これらは水滴と氷の粒が混ざり合った状態で、区別しにくいのが普通です。これらのうち乱層雲は雨雲で広い範囲にできる厚い雲です。

高度2km以下のところに形成されるのが層雲で、これはきり雲と言われます。
その他に積雲、積乱雲があり、毎秒数mから十数mの強い上昇気流によって形成され、縦方向に発達します。これらの雲は雷を発生させたり、夕立を降らせたりすることがあります。