☆コルチカムの育て方
コルチカムの球根は土がなくても育ちます。つまり、放置しておいても花が咲くくらい強い植物です。和名はイヌサフランといい、ヨーロッパ、北アフリカから中央アジアにかけて約45種類が分布します。多くは秋に大型の花をつけ、鑑賞植物として人気があります。
また、この球根から採取するコルヒチンは植物の染色体を倍にする作用があり、植物の改良に使われます。また、リウマチなどの治療に使われる劇薬です。
コルチカムの花言葉
華やかな美しさ、悔いなき青春、永遠
植える場所
日当たりのよい場所で育ててください。日当たりが悪いと花つきが悪くなります。また、夏は休眠するので、日当たりなどは気にしなくて結構です。さらに、耐寒性があるので冬でも特に防寒対策をする必要はありません。
増やし方
球根を分球して増やします。自然に分球するので、植え替えする時になるべき大きな子球を切り離して貯蔵します。
水やり
水がなくても花が咲くのですが、水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。
用土
土がなくても花が咲くのですが、保水性があり、有機質に富んだ砂質が多い土壌が適しています。
肥料
肥料はまず元肥を与えてください。そして、追肥として庭植えの場合は葉がでる頃(2月頃)と暖かくなる頃(4月中旬以降)に1回ずつ粒状の肥料を施します。鉢植えの場合は葉がでて枯れるまでの期間薄めた液体肥料を2週間に1回の割合で与えるといいでしょう。
日常の手入れ
梅雨時期に地上部の葉が枯れて休眠期に入ります。枯れた葉は取り除いてください。その他は特に必要ありません。
病気・害虫
絹病・アブラムシにご注意ください。