昔の学生は熱心に麻雀をしていたものであるが、最近ではあまり流行らないらしい。この現象はＴＶゲームの普及に深い関係があるらしく、牌を持つと分らないが、画面上でなら素早い反応を見せる者が多数いるらしい。そのため、麻雀は卓を囲むことからＴＶゲームの世界が主流になりつつあるらしい。しかし、卓を囲むことはかつての学生たちに代わって主婦たちに人気があるそうで、カルチャースクールなどでも麻雀教室が開設されていると聞く。

ところで、小生は学生時代に少々はまっていた方であった。お決まりのように入門期にはあれこれと本を読んで勉強していたが、友人に「実戦あるのみ」などといわれるのが悔しくて、さらに本を読んで勉強していた。また、本屋へ行くたびに麻雀に強くなるための参考書を探していたが、とうとう「麻雀必勝法」などと謳った本よりも確実に勝つ麻雀ができる本を見つけた。正直に言って、その本はあまり明かしたくはないが、この際公開しようと思う。

その本とは、「手品入門」である。