黒猫の本棚。

黒猫

本棚。は未読者を意識して紹介してる...つもりです。

未読既読予定は別にして 貴方がどこを魅力に感じるのか、に興味があります。
どれでも過去日記でも一言付けてくれれば、幸いです。 本読まれない方は、それ以外でかまってください。

本棚。2

小説/詩

「ミミズクと夜の王」

出版・アスキー・メディアワークス(電撃文庫)
著者・紅玉いづき
¥556

「MAMA]
出版・アスキー・メディアワークス(電撃文庫)
著者・紅玉いづき
¥577

ふたつの本は続きものではなく、それぞれ別の物語です。けれど世界は同じらしく「ミミズクと夜の王」の聖騎士が「MAMA]にも登場します。

桜庭一樹さんが描いたような少女が出てくるのも好きなポイントの一つですが、
ミニチュア模型の街を眺めているような緻密な世界が大好きです。

友達は「ミミズク」の純粋でシンプルな愛の方が好きだと言うけれど、
私は「MAMA]の転生して記憶がなくとも通じる愛の方が好きかなーと思います。

「ボクの幸せを願った人が、ボクの愛した人を、呪うとは思えない。」
の台詞でああ、この本好きだーって思った。