お部屋アイテム獲得のために書くのもなんですが（＾＾；）今回は、お勧めのライトノベルを紹介します。

　かなり前に出た作品ですが、富士見ファンタジア文庫で刊行された花凰 神也（かおう じんや）作「死神とチョコレートパフェ」です。
　題名と挿絵に惹かれて買いました（＾＾）１～３まであります。


　ストーリーは大体こんな感じです。

　主人公「天倉神名」は、ちょっとお金にうるさい高校2年生。ある日、バイト帰りに空から降ってきた物体が頭を直撃し、重症を負うが、何者かに助けられ、ついで記憶を消されてしまう。

　翌日、前日のことを忘れ、いつものように学校に行く途中、謎の少女と出会う。神名は皆勤賞がかかっているため無視していこうとするが、彼女は神名を強引にひきとめ、泣きながら助けを求める。

　なんだかんだで彼女を助けてあげた後、その少女は「天倉神名」という少年を捜している、と告げるが、嫌な予感がした神名は、しらばっくれて少女を置いて学校へ。
　だが、その少女は神名を追って学校まで来てしまう。

　彼女の名前は「ナギ」実は彼女は死神。
　先日、神名は死ぬ運命にあったのだが、ナギはそれを知らずに神名を助けてしまったため、神名は「ソウル・イレギュラー（正常な輪廻を外れた者）」になってしまったという。

　神名の魂回収を上司から命じられたナギは、神名の命を狙ってくる。しかも、その任務に失敗すると、ナギはチョコレートパフェにされてしまうという。

　絶対に死にたくない神名と、チョコパフェは好きだがされるのはごめんだというナギとのドタバタ追いかけっこが始まる。


　死神が任務失敗するとチョコパフェにされるというなんともむちゃくちゃな設定に笑いました（＾▽＾）

　他にも、死神は鎌を使うはずなのに、うまく変化できなくて巨大なスコップやスプーンになってしまったり、上司によってゴキブリに変えられた死神が現れたりと、コメディ食が強い作品となっています。

　そんな中にも、神名の悲しい過去がちょっと絡んできたり、ナギが死神になってしまった理由、終盤で意外な事実が発覚する、というちょっとシリアスな展開もあります。


　すごく面白かったです（＾＾）かなり前の作品ですが、読んだことない方、是非読んでみてください。
　また、この作品はコミック版も出ていて、ライトノベルとはまたちょっと違う展開になっています。そちらもなかなか面白かったです☆