ぼくの好きな音楽、マーラーの交響曲を以前に書きましたが、マーラーの音楽はワーグナーの影響を受けて、迫力満点のオーケルトレーションと、途中で居眠りして起きてもまだ曲を演奏しているくらい長大なものが多いのと、それに比して比べられるのが近代音楽の巨匠、シェーンベルクの弟子でウィーンの３羽ガラスこと、ヴェーベルンだね。
彼の音楽は、ものすごく凝縮されていて、いたって静かな響きと、緊張感にあふれる響きですね。
比べちゃ悪いけど、あのブルックナーのどんくさい響きは、それはそれでいいんでしょうけど、このヴェーベルンのパッサカリアの美しさの前には比べようが無いですが。

http://www.youtube.com/watch?v=fN9qJ4oJdvc&feature=related