ここ数日お知り合いの方々にはご心配お掛けして申し訳ありません。
あのブログを書いてからもずっと迷っていました。
一般の人は勿論本人の目に触れる事もできる一般公開であのようなブログを書いた事。
そもそも彼との友達を解除するべきか、
そしてブラックリストへ放り込んで記憶を封印するべきか。
色々、本当に色々悩みました。

ただ、私は非公開や友達限定で公開する事はできればしたくなかった。
怒りに任せての相手への制裁行動ととられるかも知れない。
でも、彼が自分の選んだ選択の重さも
彼がそういう選択をせざるをえなくなる程追い詰めた私の冷酷さも
非公開という形で保護するのは違うと感じた。
何故かは分からないけれどそう感じたんです。

仮に友人公開で書いたらきっと友人は私を被害者として慰めてくれ、
彼を一方的な加害者として責めてくれるだろう。
でも、それは違うだろうと…。それはフェアじゃない。
私が欲しかったのはそんなベタベタに甘やかされるだけの自分の為の保護じゃない。
勿論彼のした事によって私は傷ついたし
それは許せない行為だったと今も思っているのは変わりはない。
けれどもそうさせたのは自分でもある。
裁かれるなら第三者の目は必要だ。そうでしょう？

ブラックリストや友達解除についてもそうです。
以前も少しお話しましたが、今回と少し似たような事を別の知人にもされた事があり
その時はもうお互い修復不可能だと感じ、お互いをブラックリストへ入れました。
だからこそ身に染みて分かるんです。
ただ、相手の家に足跡を残せない、タウンで会うことができないだけの機能で
どれ程の心の安らぎが得られるというのかを。

仮にそれが単なる迷惑ユーザーだったら話はそれで簡単でしょう。
ブラックリストに放り込んではい、おしまい。
それでスッキリサッパリおめでとうございますです。
でも相手は何十時間、時には何百時間を費やして語り合ってきた知人です。
一時の憎しみに任せて放り込んだそれは
永遠に消えない憎しみとなって自分に微笑みかけてくるのです。
リストで分かる相手のアバターの現在が最新の洋服に着替えてる。
まだこの世界にいるんだ…自分を排除したくせに
楽しそうに自分以外の人間と笑ってるんだ
そう思えてしまう自分が悔しくて情けなくて…でも、もう分かり合うことも出来なくて。
話し合うこともできないから赦す事もできなくて。

赦す事ができない怒りほど苦しい物はありません。
それをこの1年嫌と言う程味わいました。
…なのにまたそれを繰り返すのか？
繰り返しますが彼のした事-というより、その方法-自体は許せないし
今後も簡単には許せないと思います。
ただ、人間として嫌いになったわけではないからできる事ならいつかまた
昔のように笑って話ができるようになりたいと思っていますし、
その事は事実確認をした時に本人にも伝えてます。
ずっと憎しみを抱えて生きるより、
許す方が自分にとっても楽なのではないかとすら思っています。
いや、”許し”はしないけれど”赦す”事ならできるのじゃないかと…そう思うのです。

だから今の段階ではブラックリストに放り込む事も
友達解除もしないでおこうとも考えてます。
まだ時間は必要だとは思うけれど、
いつか普通に話せるようになったらまた仲良くできればいいとも思います。
ただ、これはあくまで私側の考えなだけであって
こんな風に公開ブログで責められた本人がどう思うかは分かりません。
不快に思ってもう仲直りしたくもないと思うかも知れません。
そして何より私と彼が双方納得したとしても、
それを良しとしない第三者がいるかもしれないという事。
もしその第三者に私の存在が不快だと認識されたら
結局は私は追放されてしまうでしょう。
第三者によって追放という屈辱を与えられるかもしれないという不安を抱えながらも
彼を赦す価値はあるのか…。正直今はまだ答えが見つかりません。
ただ、正解もまたないのでしょう。
どちらに転んでも痛みを伴う選択なのだから…。

できる事なら、いつか笑って話し合えますように…今はそう願うばかりです。





http://www.youtube.com/watch?v=UUobyEw2C-E