最後の場所
最近買った一番高いモノ。
間違いなく、アレですな。
4年前のアレ。
お墓。
知り合いがいたもので、かなり安く、我がままを言わせて貰いました。
まずは石材。
妻が入るわけだし、少し華やかに女らしい色にしてやりたかったんです。
ま、いずれ私も行きますし。
赤系統の色を探してもらいました。
候補に挙がったのは「インド紅」と言う石と、「マホガニー」と言う石。
インド紅はそりゃもう真っ赤で、まるでワインレッドのような色でした。
い~まい~じょ~そ~れい~じょ~♪えっと、ゴホン、失礼。
一方マホガニーは、紅よりも少し明るい色。
派手さはないのですが、ピンクがかかった明るい色の石でした。
共にインドから輸入すると言う事。
妻の印象から言って、後者の方が合ってる気がしました。
マホガニー採用。
石を2種類使って、ツートンにするのもええよ、と石材店。
あんまり派手にするのもアホみたいではないか?
お墓なんだし・・・。
すると石屋は、所々にザラザラの加工をして、派手ではなくアクセントを付けようと言ってくれました。
竿石(いわゆる墓標の石)のデザイン。
石屋が丸みを帯びた女性らしいデザインを考えてくれました。
様式で、かなりモダンな感じでいいではないか!
そして竿石に書く文字。
最近では、「〇〇家之墓」では無く、好きな文字を入れるのが流行っているという。
よし、ウチもそうしよう!
さて、何を入れようか・・・。
調べてみましたよ、ひまわりの花言葉。
いろいろあるんですね、ひまわりの花言葉は・・・。
その中でもいい言葉を見つけました。
「愛慕」
妻らしい優しい言葉ではないか!
よし気に入った。
コレにしよう。。。
文字だけじゃなく、他にも何か彫ってやるぞ、と石屋。
それならば、彼女が愛した富士山を掘ってもらいましょう。
そして当然ひまわりの花も彫ってもらいましょう。
富士山は、彼女が好きだった富士宮方面から見た富士山。
ひまわりは妻の友達が、イラストを書いてくれました。
それをそのまま、竿石に彫ってもらいます。
うん、立派なお墓になったと思います。
妻が永遠の時を過す場所。
そしていずれは私も置いてもらう事になる場所。
ちょっとお金を使わせてもらいましたよ、この時ばかりは・・・。
招き猫
2011/06/12 06:29:09
としすけまんさん
うん、ご先祖様の皆さんがいらっしゃれば、賑やかでそれもいいですね~。
ウチは今のところ、妻一人ですから。
墓守の問題はねぇ・・・
でも、まだわかんないんでしょう?
がんばってみましょうよ!
としすけまん
2011/06/12 02:37:54
内はもう決まってるんだ!最後に入る所♪
内のご先祖様が沢山おられる場所ですw
でもね、子供がいないから私の代で終わりかな~なんて。。。ちょっと申し訳ない気持ちがあるんだよな。
まあ、こればっかりは仕様が無い!
良い買い物?しましたね♪
招き猫
2011/06/02 13:50:56
ぷっちょ会長さん
ようこそおいでくださいました。
私も、そこここで会長様のお名前を拝見しとります。
そうですか、お母様の・・・。
まだお若かったかと思うんですけど。
ウチの妻は来月でして。
暑い盛りにいっちまいました。
やはり事あるごとに思い出してしまいますね。
しかし、いつでも思い出してあげる事、いつまでも覚えていてあげる事が
残された私たちの、唯一出来る事だと思います。
だからぷっちょ会長さんも、いつでも、いつまでも、思い出し、そして覚えていて差し上げてくださいね。
コメント、どうもありがとうございました。。。
ぷっちょ会長
2011/06/02 12:25:36
初めましてこんにちは。
お名前はあちこちでお見かけしておりましたが
今日は魔女さまの所からやって参りました。
なんだか涙が止まらないのです。
昨日は母の命日でした。
そんなことも重なってか、このブログを読んでいたら涙が止まらないのです。
すいません。
初めてお邪魔して、まとまりの無い、変なコメントで。
でもなんか
書かずにいられませんでした。
招き猫
2011/06/01 18:45:20
夢中姫さん
皆さん個性を出して作ってますね。
比較的新しい墓地などは、本当に墓石の展示会のようですよ。
ええ、そこに書く言葉が一番悩んだ所でした。
でもいい言葉でしょう?
招き猫
2011/06/01 18:43:03
きなしゃん
そそ、みんながあつまってね、そしてみんなが同じ事を想う場所ね。
ここに来ると、誰もが思い出してくれる。
そんな場所だね。
招き猫
2011/06/01 18:39:19
しんたるぉさん
へ~マホガニーって材木もあるんすねぇ・・・。
ま石材の名前だと言う事も、墓を建てるまで知りませんでしたが。
「マホガニー物語」と言う映画も、当然の事ながら知りません。
関係はあるような、ないような・・・。
要望・・・聞けたら楽だっただろうなぁ。
しかしそういうわけにはいきませんね。
でも富士山もひまわりの花も、全部入れてあげましたから。
特にひまわりの花は、大親友の方に書いてもらったイラストですしね。
満足していると思われます。。。
招き猫
2011/06/01 18:33:40
あやのすけさん
久しぶりじゃん!
そうですねぇ、今は様々なのが作れますよ。
お墓の色は石材によって違うんですけど、お値段がまさに石材次第なんでね。
国産の御影石なんか使うと、目ん玉が飛び出しちゃうらしいっす。
インド産の石は、比較的安くて品質もいい。
輸入する費用を考えても得だと石屋に言われました。
文字や絵を彫るのも、現地の方が安く出来るんですって。
こっちでやると人件費高いらしいです。。。
招き猫
2011/06/01 18:28:38
らてぃあさん
ええ、それなりに高かったですが、石屋さんにお安くしてもらいました。
墓石はかなりの利益率を誇る商品だと知ってましたので。。。
そうですねぇ、ウチの墓地にも様々なお墓がありますよ。
まるで展示会のようです。
中には古いお墓を、墓石をそのままにして立て直したようなお墓もあります。
また、オブジェのようなお墓もありますね。
おかげさまで、妻の墓は皆が褒めてくださいます。
石屋さんに感謝です!
招き猫
2011/06/01 18:23:26
直人さん
ええ、こうして個性を出す人もいれば、昔ながらの上に高い和風のものにする方もいます。
様々ですよ、お墓も。。。
中には好きだった犬や猫の石像を置いたり、好きだった風景を彫ったり
そういうことも皆さんやっておられますね。
そうですねぇ・・・
出来れば生きているうちに、もっと愛してやりたかったと思います。
招き猫
2011/06/01 18:19:51
cocoさん
そうらしいですね。
なんか立体駐車場のように、お墓の番号を入力すると回ってきて扉が開くようなお墓があるとか。
お墓参りも味気ないですよねぇ。
ちゃんとしたお墓、いいと思いますよ。
今はこうして個性も出せますし、自分たちだけではなく、子孫も利用してくれるかも知れません。
しっかりしたものを作っておいても、後悔はしないと思います。
招き猫
2011/06/01 18:14:17
黒猫手毬さん
ええ、ちょっと問題なんですよね。
せっかく建てた墓だから、お前の所にいれておやりと親戚達はいうんですよね。
2人だけって言ったって、お骨なんだし、と。
しかし、私にとっちゃまだ妻は生きてる訳で、それなのに私の疎遠だった父と一緒じゃかわいそうだなぁって
そう思うわけなんですよね。
ま、ばあちゃんもそれほど遠い未来ではないし、そうなったら考えようと思います。
今は父の骨は我が家の仏壇の隣に並べてあります。。。
明日風夢中姫
2011/06/01 08:22:11
今のお墓って色々個性的に出来るんですね!
愛慕・・・素敵な言葉です。
KINACO
2011/06/01 04:12:00
お墓に対してのこの頃気持ちが変わってさ
なんか集う所ってな感じに思えてきたんだ。
いいお墓だ。
しんたるぉ
2011/06/01 00:43:33
マホガニーって、
重役室の内装に使ってそうな高級木材かと思ったら、
石材でもあるんですね、勉強になりました。
映画「マホガニー物語」の主題歌、
ダイアナ・ロスのDo You Know Where You're Going Toって歌、
しんたるぉは好きです、関係ないですけど。
最愛の人の永遠の棲家、
その要望も感想も本人からは聞くことができないけど、
だからこそ、これだけ心を込めて作ることもできるんですね。
コメも茶化して終われませんね、今回は。本当に胸熱です。
あやのすけ
2011/05/31 23:54:25
お墓って、いろいろできるんですね!
形や彫刻だけでなく、色も!
お墓の印象、変わりますね。
こんなに自由だったんだ!
らてぃあ
2011/05/31 23:31:14
高かったでしょうね~。
でも、お墓はそこに眠る人を想うためのものだから招き猫さんの買い方は正しい。
今のお墓ってホントにしゃれてますよね。
以前千葉県の親類のお墓参りをしたときは、墓地を通り抜ける間にいろいろなお墓の形やそこに彫られている文字を見て皆で感心してました。きっと、ひまわりさんのお墓もみんなに感心されてると思います。
直人
2011/05/31 21:16:12
今のお墓はおしゃれなんだね^^
でも、奥さん喜んだでしょうね^^
さすが、猫さんって感じだね♪
愛を感じるなぁ~^^
coco
2011/05/31 20:11:30
へぇ~いろいろあるんですね~~。。
最近はお墓を持たない方とかもいるらしぃけど、
やっぱりこんな素敵なお話聞くと、
ちゃんと建てたいな~っと思いますね~u‿u❃
奥様・・きっとすっごく喜んでると思います^^
本当に素敵なご夫婦ですね~。。
ウチは大丈夫かーーーっと微妙に不安^^;
黒猫手毬
2011/05/31 19:53:04
頑張ったんですね^^
魔女さまのところで、そうなんですか。。
お父様もね^^;
微妙な気持ちお察しします。。
舅と二人暮らしじゃね。。
ちょっとなぁ。。です。。
悩みますね。
ひまわりさんならお父様をビシバシしごくかな^^;
招き猫
2011/05/31 19:05:30
にゃおん★さん
そうそう、今は様々なデザインや彫刻のものがありますね。
特に竿石に故人の好きだった言葉を入れるのが流行のようです。
「ありがとう」とか、「旅」とか・・・
そういうのがお好きだったんだなぁって、想像してしまいます。
はい、皆さんの協力でいいお墓が出来たと思っています。
まだまだずっと先の事ですが、考えておいた方がいいかも知れませんね。
墓は買うだけで安心ではなく、その後の事も重要ですからね。
にゃおん★
2011/05/31 18:52:45
昔のお墓は「○○気代々の墓」って感じでどれも似たり寄ったりでしたが、
最近はデザインも彫る文字も様々ですよね。
お友達などの協力でよいお墓ができたというのが素敵。
我が家は墓守になってくれる子もいないし、そういえばお墓どうしよう。^^;
招き猫
2011/05/31 16:48:45
アレンさん
ええ、いいですよ。
でも、そんなに時間かからないでしょう~!
招き猫
2011/05/31 16:48:13
彩さん
ええ、私も自分の墓が欲しかったんですよ。
まさか妻が先に入るとは思いませんでしたけどね。
思い切って施工しました。。。
見ました!
コレは凄いですねぇ。
米国の方かな?
いかにもアメリカ人って感じですねぇ。
アレン
2011/05/31 16:36:05
あっでも。。。明日宿泊研修で。。土。日、弟の野球の試合で奈良まで行って来るので、作るの遅くなると思いますが
アレン
2011/05/31 16:22:39
おぉぉ!!頑張って作らせてもらおうと思います
彩(あや)
2011/05/31 16:21:42
新しく作ってあげたんですね。いいですね~。
感動です。
墓と言えば、夫の墓にすごい彫刻しちゃった奥さんの記事を思い出しました。
http://labaq.com/archives/50830272.html
これを見た時もかなり衝撃でしたが……。
愛は永遠ですからね(たぶん)
招き猫
2011/05/31 16:20:17
アレンさん
心をこめて、青木選手を応援できるトピをお願いします!
招き猫
2011/05/31 16:19:21
アレンさん
そうですねぇ、今日は頑張ってくれると思いますよ!
招き猫
2011/05/31 16:18:40
魔女姉さん
そうでしたねぇ~。
あんな感じのお墓です。
いえ、それがですね、昨年父が亡くなりましたでしょ?
私は父は祖父が眠る先祖の墓に入れて欲しいって言ってるんですが
叔父叔母連中がお前の墓に入れてやれって言うんですよ。。。
妻と父、2人だけにはしたくないんですけどね。
アレン
2011/05/31 16:10:24
たとえば。。? どんなのがいいですかね??
アレン
2011/05/31 15:46:47
キョウも頑張って欲しいですね^^
青木頑張って^^
西の魔女
2011/05/31 11:47:55
去年、写真を拝見させていただきましたよ^^
まぁ、まだまだしばらくは、独り占めさせてあげてください。
招き猫
2011/05/31 11:25:23
マリーさん
気に入ってくれるといいんですけどね。
聞くわけにもいきませんから・・・。
でも、気に入ってくれると思います。
一生懸命時間をかけて作りましたから。。。
夫婦・・・ねぇ。
理想の夫婦になる前に、先にいっちまいましたからね。
寂しいです。
だから、理想の夫婦は?って聞かれても、私には一生答えが出せないかもしれません。
それも無念の一因なんです。
招き猫
2011/05/31 11:21:09
ちろさん
ありがとうございます!
私は妻が他界してから、お墓は怖い所って印象ではなくなったんですよね。
まぁ、他の墓地は気味が悪いかもですけどね。
妻の墓地ならば、夜中でも行けます。
そうですね!こういうモダンな形のお墓ばかりなら、墓地の印象も変わりますね!
マリールー
2011/05/31 10:17:25
心温まるお話ですよね。
本当素晴らしいです。
ひまわりさんも気に入ってくれてますね。
そんな風に想ってもらえる
夫婦っていいなと思います(◡‿◡✿)
ちろ
2011/05/31 09:52:37
素敵なお墓…というのもなんとなく変な言い方でしょうか^^;
でもきっと見た人は一目で判る様な…愛情に満ち溢れた墓石なのでしょうね。
墓地ってなんとなく怖いイメージだけど、こんな風に愛で溢れたデザインの墓石ばかりなら、
お墓の怖いイメージもまた、変わるかもしれませんね。