セカンド

さよならは・・・

小説/詩

川を下ってくる船から
手を振っているあなたがいる

止まる事も無く
前を通り過ぎていく

そう
視線の先は私ではない

はるか遠くを見ている
私も振り返ることをしない

全てはもう
決して交わる事をしない

過ぎ去っていく船
遠ざかる記憶

涙する事も無く
ただ立ちすくむ

明日がまた始まるって
誰かが言っていた

そうだよね
時間が動き出した



今日は暑い一日でした・・・
ん~、明るく
前に向かって歩いていこう!