雨の日の過ごし方(大雨のときのドライブ)
みんなはハイドロプレーニング現象ってのを体験したことあるかい?
Wikiによれば『自動車などが水の溜まった路面などを走行中に、タイヤと路面の間に水が入り込み、車が水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなる現象。』だよ。
ボクが大学生だった頃に、友が運転する車の助手席で体験したよ。
その瞬間は、パラグライダーで空を散歩しているときのように、とてもスムースな乗り心地だったよ。パラグライダーで遊んだことのある人、わかるよね?
それは滝のように大雨が降っていた日の夕方、友の車で国道246号線を静岡方面から神奈川方面へ移動していたときの出来事です。車好きな友が、かなり先の赤信号を気にしてブレーキを「ちょん」と触ったとき、友の顔に真っ赤な警告表示が一瞬、映った。警告の内容はエンジンが停止したことを表すもので、友は無意識にクラッチを踏んでいた。車速が残っていたので、友はクラッチをつないでエンジンを再始動させた。
その一瞬、ボクには何があったのか解らなかったが、友がそのときに起こった事態をボクに丁寧に説明してくれた。
それからというもの、ボクも大雨が降っていないときでも、ブレーキ動作は特別にやさしく操作することとしています。ハンドルの操作もね。
皆さんも、特に雨の日の運転には気を付けて下さいね。
そういえば、友が使用していたタイヤは、晴れの日用のレース用のタイヤだったな~。そのタイヤじゃハイドロプレーニング現象が起こって当然だよ!
友はその後、フランスに本社があるタイヤメーカーに就職したよ。