TAKEのつぶやき

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TAKEのつぶやき

☆パピヨン

映画

脱走(脱獄)を題材にした映画はいくつもありますが、小生の観た映画の中では「大脱走」とこの作品が最もよくできたものだったと思っています。実際にこの二つはよく比較されていたみたいです。(両方とも実話ですし、スティーブ・マックイーンが出演してますよね)
今ではこの受刑地は既に廃止されています。また、この映画の原作者アンリ・シャリエールは映画の撮影中にロケ現場を訪れたそうですが、完成を待たずに亡くなったという悲しいお話しもあります。

この映画は長いことと残酷なシーンが玉に瑕になっていると思います。(ラストシーンのミスも有名だったと思いますが・・・)

【スジ】
パピヨン(スティーブ・マックイーン)は冤罪で囚人となり、南米仏領ギアナの監獄に送られてきた。ここに送られてくる囚人は国籍を剥奪され二度と帰ることはできないという。
パピヨンは船の中でルイ・ドガ(ダステイ・ホフマン)と知り合いになる。彼らは意気投合し、パピヨンは脱走に必要な金を工面するためにドガの金を狙う囚人から守ることを約束する。
その後、二人は獄吏の買収に失敗して、ジャングルの奥の強制労働キャンプに送られることになる。そこはワニが棲む沼地であり、劣悪な環境に加えての重労働から多くの囚人が死んでいくところであった。パピヨンは脱走を試みたがすぐに捕まり、さらに劣悪な独房へと送られることになる。しかし、彼はゴキブリを食べてまで二年間を耐え抜いてドガのところへ戻ってくる。
そこで、またしても脱獄を計画する。今度は4人での脱獄であったが、一人は捕らえられてしまう。しかし、原住民に助けられ、ハンセン氏病患者達から船をもらうことになる。しかし、幸運はここまでで、パピヨン以外はパトロール隊に捕まってしまう。
逃げおおせたピヨンは原住民に助けられ、その後修道院に逃げ込むのであるが院長の通報で監獄に戻されることになる。
またしても独房に送られ、五年後に戻ってきたパピヨンは白髪の年老いた姿になっていた。そして、ドガの暮らす島に送られてきたが、ここは周囲は断崖で激流、そしてとサメがいるので脱出は不可能だった。ドガはここで一生を終えることに決め、生活にも満足していた。
一方、パピヨンは脱出のチャンスを待っていた。そして、断崖の入江に押し寄せる波を観察して、その潮の流れにうまく乗れれば沖へ出られることを発見する。パピヨンは脱出を決行するが、ドガは島で暮らす決心は変わらないままであった。

  • サビ猫

    サビ猫

    2011/06/24 00:21:33

    この映画もマックイーンがいいですね。
    脱走するシーンはすごくスリルがあってドキドキです。
    ダスティホフマン、この映画だとすごく若いですよね。
    でもマックイーンと正反対の性格の役柄を印象的に演じていますね。