馬映画紹介その30「赤い子馬」
本当は、この夏観たい映画なんだけど、これで行きます。
原題は「THE RED PONY」なので、本当は赤い小馬が正しいんじゃないか?
有名なスタインベックの少年小説「赤い子馬」を、スタインベック自身の脚本で映画化したものです。紹介文です…。
「エデンの東」の原作者としても有名な作家ジョン・スタインベックが書いた少年向けの名作小説を自らが脚本を手掛けて映画化した作品。
牧場の少年トミーは子馬をプレゼントされ、かわいがって育てるが、やがて逃げられてしまう。苦労の末見つけ出すが子馬は死んでしまう。子馬の死で厳粛な大自然の掟をまざまざと見せつけられる。同時に、少年はうまくつきあえないでいる父との関係の修復が描かれる(それは彼の代表作「エデンの東」のもちーふそのものだ)ミッチャムが少年に親しく接するのんき者の牧童に扮し、M・ロイの母親ともども好助演。'73年にテレフィーチャー版(米国以外では劇場公開)が作られた。
子馬は尾花栗毛(たてがみや尾がほとんどプラチナブロンド)の美しいポニーです。私としては、この子馬をもっと見たかったですね。自分で馬小屋のかんぬきを外して出て行っちゃうあたり、可愛いです。
不満なのは、映画の結末。うろ覚えですが、確か小説では、子馬が死んでしまって終るはず。映画では、トミー少年に新しく大きな馬が与えられます。子馬が死んでしまったことで強く印象づけられていた「死」。どんな生き物にも必ず死が訪れるということ、だからこそ生きている時をみんな精一杯なんだと言うこと。それがこの結末で、なんだかうやむやになってしまっているみたいです。映画の公開は1949年。もちろんアメリカ映画です。
saki
2011/06/24 22:04:47
こおたさん、ありがとう。
こういうの観た後は思うんですけどね…
結局ビール片手です(笑)
こおた
2011/06/24 20:57:38
僕も毎日を精一杯生きなきゃ、と思ってるんですが…
つい、だらだらと過ごしてしまいます><